ディレクトリ範囲指定 Shared Access Signature (SAS) の一般提供開始
公開日: 3月 18, 2021
ディレクトリ範囲指定 SAS により、ADLS Gen2 を使用するときに 1 つのディレクトリへの制限付きアクセスが提供されます。 これは、ディレクトリとそこに含まれるファイルへのアクセスを提供するために使用できます。
以前は、SAS を使用してファイル システムまたはファイルへのアクセスを提供することができましたが、ディレクトリに対してそれを行うことはできませんでした。 このような柔軟性が加わったことで、より詳細で簡単なアクセス権の割り当てが可能になりました。
ディレクトリ範囲指定 SAS の使用には、以前の BLOB REST バージョンがサポートされていますが、認証のバージョンは 2020-02-10 以上である必要があります。 ADLS Gen2 ファイルシステム SDK は、ディレクトリ範囲指定 SAS もサポートしており、お客様はディレクトリを選択して "SASを生成" という操作を行うことで、Azure portal 経由でディレクトリ範囲指定 SAS を生成することもできます。
SAS の概要をご覧ください。
ディレクトリ範囲指定またはサービス SAS でユーザー委任 SAS を使用する方法について詳しくご確認ください。