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Azure SQL Data Warehouse のワークロード重要度の一般提供を開始

公開日: 5月 08, 2019

ビジネス プロセスを効果的かつ迅速に遂行するために、混在するワークロードを分析ソリューションで実行することが必要になるケースが多くあります。リソースの制約がある状況では、最初にどのワークロードを実行する必要があるかを判断できることは、ソリューション全体のコスト管理に役立つため、非常に重要です。例えば、エグゼクティブ ダッシュボード レポートは、アドホック クエリより重要度が高いといえます。ワークロードの重要度により、このようなシナリオに対処できるようになりました。重要度の高い要求はリソースへのより迅速なアクセスが保証されるため、事前に設定された SLA を満たすのに役立つとともに、重要な要求を優先的に扱うことができます。

ワークロード分類の概念

ワークロードの優先度を定義するには、さまざまな要求を分類する必要があります。Azure SQL Data Warehouse は柔軟な分類ポリシーをサポートしています。このポリシーは、 SQL クエリ、データベース ユーザー、データベース ロール、Azure Active Directory ログイン、 Azure Active Directory グループに対して設定できます。ワークロードの分類は、新しい CREATE WORKLOAD CLASSIFIER 構文を使用して行われます。

ワークロードの重要度の概念

ワークロードの重要度は、分類によって設定されます。 "重要度" は、メモリ、 CPU、IO 、ロックなどのシステム リソースに対する要求者のアクセスに影響を及ぼします。要求には、low、below_normal、normal、above_normal、high の 5 つの重要度レベルのいずれかを割り当てることができます。例えば、above_normal の重要度を持つ要求がスケジュールされた場合、既定の normal の重要度を持つ要求より前にリソースにアクセスできます。

ワークロード重要度の詳細については、ドキュメントの分類重要度に関する概要記事を参照してください。CREATE WORKLOAD CLASSIFIER のドキュメントも参照してください。

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