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Power BI Embedded の Update Report API

2018年3月15日

 

Clone Report API と Clone Tile and Dashboard API はいずれもコンテンツのコピーを可能にするもので、これを使うと多数のお客様が API 呼び出しの回数を最小限に抑えつつ、自分たちのデータに関する分析結果を得ることができます。これに対して、今回新たにリリースされた API は、レポートの更新をサポートしています。

多数のお客様を抱える独立系ソフトウェア ベンダー (ISV) や、多種多様な部門に分かれる組織では、レポートのコピーをお客様や部門ごとに別々のデータに接続して保持することがあります。Microsoft では、お客様や部門に応じて異なる分析用コンテンツを、それぞれ別のワークスペースに保存することを強くお勧めしています。

たとえば、現在のお客様 (または部門) の数が 20 だとしましょう。それぞれのお客様に対して専用のワークスペースに専用のデータ ビューを用意するためには、ソース レポートの複製と再バインドを 20 回実行することになります。ここで、ソース レポートに変更、多少のバグ修正、およびお客様から要望された事項の追加が必要になったとします。新しい API を使えば、埋め込みおよび共有で使用した元のレポート ID をそのまま保持しつつ、同じソース レポートから作成したレポートを一括して自動で更新することができます。つまり、レポートに改良が必要になった場合でも、コードには何の影響もありません。

この操作による恩恵を受けるのは、複製したレポートやインポートしたレポートだけにとどまりません。データセットのスキーマが更新内容に適合していれば、ソース レポートを提供してターゲット レポートを更新できます。ターゲット レポートのデータセットそのものは変わらないため、更新後のレポートは引き続き以前と同じデータセットにリンクされた状態が維持されます。

更新操作ではレポートのコンテンツ全体が変更されますのでご注意ください。ソース レポートに存在しないビジュアルやページは、更新操作が発生するとすべて削除されます。エラーを最小限にとどめつつ更新操作を円滑に行えるようにするため、複製しようとしているオブジェクトすべてについて、ソースとターゲットの ID を記録しておくことをお勧めします。

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