新しく強化された SAP コネクタが一般公開になりました

2019年5月7日 に投稿済み

Logic Apps 用の SAP コネクタでは、SAP と他の LOB アプリケーションまたは SaaS との間のデータの双方向統合が有効にされます。コネクタは、SAP の従来のリリース (オンプレミスの R/3 や ECC システム) で動作します。コネクタでは、S/4 HANA などのより新しい HANA ベースの SAP システムとの統合も、それらがホストされている場所 (オンプレミスまたはクラウド内) に関係なく有効にされます。SAP コネクタでは、Intermediate Document (IDoc)、Business Application Programming Interface (BAPI)、Remote Function Call (RFC) を介し、SAP システムとの間でメッセージやデータが統合されます。 

SAP コネクタは、SAP .NET Connector (Nco) ライブラリを介して SAP システムと通信します。このライブラリは、SAP によって公開されていて、SAP システムを使用するライセンスが割り当てられたユーザーによって指定されます。コネクタでは、次の主要な 3 つの操作を行うことができます。  

  • SAP に送信する - この操作を使用すると、ターゲット システムに IDOC を送信したり、BAPI または RFC を呼び出したりできます。トランザクション ペイロードは XML 形式になります。完了時には、この操作から、SAP システム内で構成されている GUID や応答が返されます。送信操作が正常に行われなかった場合、その応答にエラー コードと詳細が含められます。 
  • SAP から受信する - これは Webhook ベースの操作です。この操作は、ロジック アプリをデータ ゲートウェイに登録し、ターゲット SAP システムからの IDOC または BAPI 関数呼び出しをそのゲートウェイが受信したときにトリガーされます。 
  • スキーマを生成する - SAP コネクタによって XML メッセージの送受信が行われます。この操作を使用すると、ターゲット SAP システムからの IDOC、RFC、または BAPI に対するスキーマを生成できます。 

​上記のすべての操作のために、SAP コネクタでは、ユーザー名およびパスワードによる基本的な認証がサポートされています。コネクタでは Secure Network Communications (SNC) もサポートされています。これは、SAP Netweaver シングル サインオンに対して、または外部のセキュリティ製品によって提供される追加のセキュリティ機能に対して使用できます。 

SAP コネクタは、データ ゲートウェイを介してオンプレミスの SAP システムと統合されます。送信シナリオの場合、たとえば、Logic Apps から SAP システムにメッセージを送信するとき、データ ゲートウェイが RFC クライアントとして機能し Logic Apps から受信した要求を SAP に転送します。同様に、受信シナリオの場合、データ ゲートウェイは、SAP から要求を受信してロジック アプリに転送する RFC サーバーとして機能します。 

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