一般提供:Azure Databricks SQL Pro
公開日: 11月 01, 2022
11 月より、Databricks では Classic と Serverless の SQL 製品ファミリに加えて、Databricks SQL Pro という新しいコンピューティング オプションがロールアウトされます。 サーバーレス SQL と同様に、SQL Pro には、Lakehouse Platform での SQL エクスペリエンスを拡張するパフォーマンスと統合機能が含まれています。主な違いは、SQL Pro によって顧客のアカウントにコンピューティングが保持されることです。
Azure Databricks SQL Pro の機能には、次のようなものがあります。
- Predictive I/O - Predictive I/O では、Databricks が長年培ってきた大規模 AI/ML システム構築の経験が活かされ、レイクハウスをよりインテリジェントなデータ ウェアハウスにすることでクエリ パフォーマンスが向上
- データ レイクハウスにディープ ラーニング手法を適用する
- データを読み取る最も効率的なアクセス パターンの決定
- 選択クエリでは、Predictive I/O によって確率が計算され、次の行の一致箇所が予測される。そのデータのみクラウド ストレージから読み取られる
- ネイティブ地理空間機能 - SQL、Scala、Python で使用できる Photon 対応クラスターでの地理空間処理と分析のための 30 以上の組み込み H3 式
- クエリ フェデレーション - Databricks Warehouse では、フェデレーション機能を使用してさまざまなデータベースのライブ データに対してクエリを実行する機能がサポートされるようになりました。クエリ フェデレーションを使用すると、BI アプリケーションで Lakehouse と外部データ ソースのデータを統合し、豊富なクエリ エクスペリエンスを提供できます。
- ワークフローの統合 - Databricks ワークフロー内からクエリ、アラート、実行中のダッシュボードなどの DBSQL タスクを呼び出す
マテリアライズド ビューや Python UDF など、さらに多くの機能とパフォーマンスの向上が進行中です。 SQL Pro は、Databricks SQL クラシックが利用可能なすべての場所で一般提供されています。