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Azure Kubernetes Service 12 月の更新プログラム

公開日: 12月 26, 2018

Azure Kubernetes Service (AKS) に最近加えられた重要な更新内容を、次に説明します。

コンテナー ランタイムとして Moby を採用

上流のパッチと改善をより頻繁にコンテナー ランタイムに伝えるため、AKS は、Docker の基になっているオープン ソース プロジェクトの Moby を採用しました。GPU ベースの VM を除き、新しい AKS ノードはすべて、コンテナー ランタイムとして Moby でプロビジョニングされています。これには、scale コマンドや upgrade コマンドで追加された既存のクラスターの新しいノードも含まれます。

上流の Moby プロジェクトでは現在バージョン付きのリリースが公開されていないため、Moby が存在する場合は、コンテナー ランタイムに Microsoft が定義したバージョン (currently 3.0.1) が表示されます。Microsoft は、Moby の新しいバージョンを定期的に検証およびビルドし、AKS で利用できるようにします。

クラスター プロビジョニング時間の削減

AKS に、クラスター プロビジョニング時間の大幅な削減につながる一連の改良がデプロイされました。現在、平均作成時間は、どのリージョンでも 5 から 6 秒です。この時間をさらに削減するため、さらに改良が計画されています。

Stream Watcher のエラー修正

この GitHub issue 問題で説明されていた問題点の修正が、すべてのリージョンにロールアウトされました。新しいクラスターはすべて、この修正プログラムが適用されます。既存のクラスターにこの修正を適用するには、スケール操作かアップグレード操作が必要です。

kube-dns ルックアップの問題修正

この GitHub 問題で説明されていた問題点の修正を含む Linux カーネルが、AKS のベース OS イメージに統合され、すべてのリージョンで利用できるようになりました。新しいノードは、自動的に新しいイメージが適用されます。

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