メイン コンテンツにスキップ
プレビュー

Azure Cognitive Services の機能のプレビューを開始

公開日: 11月 04, 2019

Azure Cognitive Services の次の新しい機能のプレビューが開始されました。

カスタム ニューラル音声機能

カスタム ニューラル音声機能では、ディープ ニューラル ネットワークと独自のトレーニング音声を使用して、人間に似たパーソナライズされた音声を作成できます。また、人間によく似たデジタル音声を使用して長文の音声コンテンツを作成することも可能です。

Office 365 データを使用した Custom Speech

Custom Speech を使用すると、カスタマイズされたモデルで音声認識を最適化できます。Office 365 を使用している組織は、Office 365 データを使用してカスタム モデルを自動的に生成することで、組織固有の用語の音声認識精度を最適化できるようになりました。

Text Analytics - 感情分析 3.0

Azure Cognitive Service の 1 つである Text Analytics で、感情分析機能の最新バージョンがリリースされました。 言語が拡張され、英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語、韓国語、中国語、日本語が含まれるようになりました。 

新しいモデルでは、次の機能が強化されています。 

  • 精度の向上 - これまでのバージョンと比べて、テキスト ドキュメントのポジティブ、ニュートラル、ネガティブなセンチメント、これらの混在したセンチメントを検出する点で大幅に機能が向上しました。 
  • ドキュメントとセンテンス レベルのセンチメント スコア - ドキュメントとその個々のセンテンスの両方のセンチメントを検出します。ドキュメントに複数のセンテンスが含まれる場合、各センテンスにもセンチメント スコアが割り当てられます。 
  • センチメント カテゴリおよびスコア - この API では、センチメント スコアに加え、テキストのセンチメント カテゴリ (ポジティブ、ネガティブ、ニュートラル、混在) も返されるようになりました。 
  • 出力の改善 - 感情分析で、テキスト ドキュメント全体とその個々のセンテンスの両方の情報が返されるようになりました。 

Text Analytics - Entities 3.0 エンドポイントでのエンティティの種類のサポートの拡大

名前付きエンティティの認識 (NER) は、構造化されていない自然言語テキストを取得し、人、場所、組織などのエンティティの出現箇所を特定する機能です。新しいバージョンの NER では、5 言語で 100 を超える名前付きエンティティの種類がサポートされ、他の 16 言語で 20 を超える名前付きエンティティの種類がサポートされます。 

Text Analytics - Entities 3.0 エンドポイントでの個人を特定できる情報のサポート

Text Analytics の名前付きエンティティの認識での個人を特定できる情報 (PII) の認識のパブリック プレビューも発表しました。 この追加により、ユーザーは英語のテキスト ドキュメントで 80 種類以上の個人を特定できる情報を検出および抽出できるようになります。

Azure Cognitive Services についての詳細情報

  • Azure AI サービス
  • Text Analytics
  • Features