一般提供:新しい Azure Batch 機能
公開日: 8月 30, 2021
Azure Batch を使用すると、大規模な並列およびハイパフォーマンス コンピューティング (HPC) のバッチ ジョブを Azure で実行することができます。 次の新しい Azure Batch 機能を使用できるようになりました。
プール マネージド ID
ユーザーが割り当てたマネージド ID を Batch プールに関連付けることができます。これにより、プール ノードがその ID を使用して Azure リソースにアクセスできるようになります。マネージド ID は、リソース ファイルなど、Batch がサポートする Azure リソースへのアクセスにも使用できます。
プール仮想マシン拡張機能
特定の仮想マシン拡張機能を Batch プールに関連付けることができます。その特定の拡張機能は各プール ノードにインストールされます。
プール可用性ゾーンのサポート
プールの VM サイズが利用可能なすべての可用性ゾーンと、可用性ゾーンをサポートする 1 つのリージョンにプール ノードを割り当てるよう、プールを構成することができます。
プール ノード エフェメラル OS ディスクのサポート
一部の VM シリーズでは、リモートの Azure Storage ではなく、ローカルの VM ストレージに OS ディスクが作成されるエフェメラル OS ディスクがサポートされています。サポートされている VM サイズでは、Batch プールでプール ノードに使用するエフェメラル OS ディスクを指定できるようになりました。
正確な Marketplace VM イメージのバージョン
ノードの作成に使用したプラットフォーム イメージやマーケットプレイス イメージの特定のバージョンを、プールで利用できるようになりました。
サポートされる VM のサイズを一覧表示
API、CLI、Powershell を使用して、クラウド サービスと仮想マシン プールの両方について、Batch でサポートされる VM サイズを一覧表示できるようになりました。
アカウント認証の制御
Batch アカウントのサービス API 認証メカニズムにより、'allowedAuthenticationModes' プロパティを使用して Azure Active Directory のみに制限することができます。アクセス キー認証を使用する API 呼び出しは拒否されます。
アプリケーションの制限
Batch アカウントの最大アプリケーション数が 20 から 200 に変更されました。
すべての Batch 更新に関する情報は、サービス REST API および管理 REST API のバージョン管理のドキュメントをご覧ください。