Azure API Management の更新 (2 月 14 日)
公開日: 2月 15, 2019
2 月 14 日に、Azure API Management サービスの定期更新が開始されました。更新には、以下のバグ修正、変更、新機能が含まれています。
- これまでサポートされていた製品スコープに加えて、API レベルと API 操作レベルで
rate-limit
ポリシーを使用できるようになりました。 authentication-certificate
ポリシーで、証明書の識別子を使用して証明書を参照できるようになりました。set-header
ポリシーを使用してHost
ヘッダーを変更できるようになりました。このヘッダーはバック エンドに転送されます。- ポリシー式で System.Security.Cryptography.X509Certificates.RSACertificateExtensions クラスのメソッドを使用できるようになりました。
- API Management を再起動せずに、発行元メールプロパティと組織名プロパティを変更できるようになりました。
- 名前付き値エンティティの更新が最適化されました。
- API バージョンのリリース ノートの 256 文字という制限が撤廃されました。
- Azure Monitor と Azure Application Insights のログにクライアント IP アドレスを保存するタイミングを制御するプロパティが追加されました。
- 空の API パスと単一スラッシュの API パスが同時に作成されるというバグが修正されました。
- 製品の subscriptionRequired プロパティの変更が伝達されないというバグが修正されました。
- providers/Microsoft.ApiManagement/service に対する DELETE 呼び出しで長時間実行操作が発生するという API Management の削除の問題が解決されました。
- API Management に対する
HEAD
要求でContent-Length
ヘッダーとContent-Type
ヘッダーが削除されることがなくなりました。仕様によると、HEAD
要求は、GET
要求と同じヘッダーを返す必要があります。 - API が以前に別のオープン製品の一部であった場合、オープン製品とその API との間の関連付けが API Management で失われることがあるというバグが修正されました。
更新は段階的にデプロイされます。アクティブなすべてのサービス インスタンスが更新を受け取るには、通常、1 週間以上かかります。