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API Management チームは、API Management サービス インスタンスの管理に役立つ 2 つの新機能をリリースいたします。その新機能は、Git アクセスとプロパティです。

Git アクセス

各 API Management サービス インスタンスは、サービス インスタンスの構成とメタデータに関する情報が格納されている構成データベースを保持します。サービス インスタンスへの変更は、発行者ポータルの設定変更、PowerShell コマンドレットの使用、REST API 呼び出しによって行うことができます。これらの方法に加えて、Git を使用してサービス インスタンスの構成を管理することもできるようになりました。これにより、次のようなサービス管理のシナリオが可能になります。

  • 構成のバージョン管理:さまざまなバージョンのサービス構成をダウンロードして保存できます。
  • 構成の一括変更:ローカル リポジトリ内のサービス構成の複数の部分を変更し、1 回の操作で変更をサーバーに返して統合できます。
  • 慣れ親しんだ Git のツールチェーンとワークフロー:既に使い慣れた Git ツールとワークフローを使用できます。

次の手順を実行するだけで、Git を使用してサービス インスタンスを管理できます。

  1. サービスの Git アクセスを有効にします。
  2. サービス構成データベースを Git リポジトリに保存します。
  3. Git リポジトリをローカル コンピューターに複製します。
  4. 最新のリポジトリをローカル コンピューターにプルし、変更をコミットしてリポジトリにプッシュします。
  5. リポジトリからサービス構成データベースに変更をデプロイします。

API Management サービス インスタンスで Git アクセスを有効にして使用する方法の詳細なステップ バイ ステップ ガイダンスは、「Git を使用して API Management サービス構成を保存および構成する方法」を参照してください。

プロパティ

API Management のプロパティがリリースされたことにより、それぞれの API Management サービス インスタンスには、そのサービス インスタンスに対してグローバルなキーと値がペアになっている、プロパティ コレクションが設定されるようになりました。これらのプロパティを利用し、すべての API 構成とポリシーの定数文字列値 (シークレットを含む) を管理できます。

プロパティには、リテラル文字列、ポリシー式、シークレットを含めることができます。API Management ポリシーでは、これらを完全な要素および属性値としても、部分的な要素および属性値としても使用できます。プロパティは次の目的で使用できます。

  • ポリシー ステートメント自体の外部のポリシーで使用される任意のシークレットを格納する
  • 複数のポリシーで使用される複数の属性値を格納し、必要に応じて 1 か所で変更できる

プロパティの基本的な使用方法については、「Azure API Management ポリシーでの名前付きの値の使用方法」を参照してください。

API Management の詳細情報

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