Microsoft と Redis Labs が提携し、Azure Cache for Redis の新機能を開発者に提供

2020年5月12日 に投稿済み

Corporate Vice President, Developer Division

企業は、これまで以上に、顧客の高い期待に応える速度と堅牢性を備えたアプリケーションを提供することが求められています。最新のアプリケーションの開発において、ミリ秒未満の応答時間、あらゆる規模の企業からの需要に対する確実なサポート、およびシームレスなスケールを実現して、1 秒あたり数百万件の要求を処理する機能が非常に重要になっています。また、ミッション クリティカルなアップタイムと信頼性を維持しながら、クラウド ネイティブ アーキテクチャに対応できるように、テクノロジ ソリューションのオープン性と柔軟性を向上させる必要があります。

Microsoft と Redis Labs が提携し、Azure Cache for Redis に新機能を導入

これらを念頭において、業界をリードするテクノロジと専門知識を Azure Cache for Redis に投じるため、このたび、Microsoft と Redis Labs が新たな提携を結ぶことになりました。この提携は、Redis Labs のテクノロジと主要クラウド プラットフォームが初めてネイティブで統合され、お客様の選択肢と柔軟性を実現することを示しています。

開発者は、長年にわたって、Redis (英語) の速度とスループットを利用して、アプリケーションの優れた応答性とスケールを実現してきました。Azure Cache for Redis は、オープン ソース版の Redis をベースにして構築されたマネージド ソリューションであり、すでに多くのお客様が導入しています。その理由は、Azure のお客様が分散キャッシュ、セッション ストア、およびメッセージ ブローカーとして Redis のパフォーマンスを活用しているためです。Redis Labs の Redis Enterprise テクノロジの導入により、運用における回復性とセキュリティが向上すると同時に、開発者が Redis を利用できるユース ケースの対象範囲が広がります。

エンタープライズのお客様向けに設計された Redis の統合機能

この提携では、マイクロソフトと Redis は協力して特に、エンタープライズのお客様からの要望に特化した、Redis Labs のテクノロジを利用した新しい拡張オファリングを構築しました。Redis Labs のテクノロジと Azure Cache for Redis の統合により、Redis Labs が開発した RediSearch、RedisBloom、RedisTimeSeries などのモジュールが利用可能になり、データ分析や機械学習などの新たなユース ケースを可能にする新しいデータ構造が実現されます。

これらのモジュールは、Azure Cache for Redis のデータ永続化、クラスタリング、geo レプリケーション、ネットワークの分離などの既存の機能とペアで使用されます。お客様は、SSD フラッシュ ストレージで展開して、GB あたりの料金を削減しながら、規模にして 10 倍のキャッシュ サイズおよび同様のパフォーマンス レベルを実現することも可能になります。拡張 SLA や、アクティブ geo レプリケーションを利用して、データを一切失うことなく、他のリージョンにフェールオーバーできる、グローバルに利用可能なキャッシュを構成する機能で、信頼性がこれまで以上に優先されるようになります。今後、この機能を利用して、オンプレミスのキャッシュと Azure のキャッシュを接続し、可用性とフェールオーバーを実現できるようになります。

ネイティブの Azure 管理で開発者のエクスペリエンスを合理化

新しいサービスが 2 つの新たな Enterprise レベルとして Azure でネイティブで管理される一方で、お客様は、構成プロセスの一環として、Azure Marketplace で Redis Labs ソフトウェアをサブスクライブするようになります。この独自の統合機能により、Azure portal とコマンド ラインでの管理、セキュリティと標準のコンプライアンス、統合された請求エクスペリエンスなど、Azure に組み込まれているサービスを利用するメリットをすべて享受できます。

1 次サポートについてはマイクロソフトが対応し、テクノロジの深い知識を用いる特定のサポート問題についてはマイクロソフトと Redis Labs が協力して対応します。開発者チームは、ネイティブ オファリングとして、すでになじみのあるセキュリティ、構成、およびサポート ツールを利用して、従来よりもはるかに簡単に Redis Enterprise の機能を Azure の開発作業に採り入れることが可能になります。また、開発者は、請求管理のダウンタイムや変更なしでこれらの新機能を使用可能にできます。

マイクロソフトは、Redis Labs との関係を深め、Redis のオープン ソース コミュニティとのコラボレーションを継続できることをとてもうれしく感じています。マイクロソフトは、Redis Labs と共に、Redis の可能性を解き放ち、開発者が好むツールを利用して、これまで以上に高い応答性とスケーラビリティを備えたアプリケーションをエンタープライズのお客様が構築できるようにします。

詳細情報

Redis Labs との提携について詳しくは、Redis Labs の CEO である Ofer Bengal 氏が投稿したこちらのブログ記事 (英語) を参照してください。その他の製品情報については、こちらの Redis Labs のブログ (英語) を参照してください。最初の発表は、RedisConf 2020 Takeaway (英語) で行われました。この新しいオファリングのプレビューは、今年中に利用可能になる予定です。サインアップ (英語) すると、プレビューが利用可能になった際に通知を受け取ることができます。