統合サービス環境 (ISE) の一般提供開始

2019年5月29日 に投稿済み

統合サービス環境とは、あらゆるエンタープライズ規模の統合ニーズのために完全に分離された、専用の環境です。新しい統合サービス環境を作成すると、Azure Virtual Network に挿入されます。これにより、Logic Apps を VNET 内のサービスとしてデプロイできます。

統合サービス環境の一般提供により、プレビューからいくつかの機能が改善され、ISE での実行時に Logic Apps がさらに強化されます。

ISE は Logic Apps を実行するための非公開の実行環境を提供します。この環境内では、より多くのデプロイ済みリソースを利用できます。また、多くの制限値が引き上げられています。

デプロイの高速化

  • デプロイから開発の開始を高速化し、プレビューと比較して 50% 以上の改善を達成しています。

スケールアウトの上限を追加で 10 スケール ユニットに引き上げ

  • 単一の ISE デプロイにおいて、プレビュー時に使用可能なスループット容量の 3 倍以上の容量がサポートされています。これにより、1 か月あたり 5 億回以上のアクション実行が可能です。

ISE でホストされている Logic Apps およびコネクタのスループット制限の引き上げ

  • スケールアップが必要になるまでの容量がベース ユニットから増加しています。

Logic Apps の有効期間と実行履歴の保持期間を 365 日に延長

  • Logic Apps を ISE 内から実行した場合、最大 1 年間 実行できるようになりました。これは、マルチテナント サービスで実行可能な期間の 4 倍です。

メッセージ処理のサイズがコンテンツ アクセスの場合は 200 MB、チャンク要求の場合は 5 GB に増加

  • ISE の外部で処理できるメッセージ処理のサイズを倍増させ、サイズの大きいメッセージの調査と操作が可能になりました。

要求/応答のタイムアウトを最大 4 分間に増加

  • 要求/応答の時間を倍増させ、Logic Apps が HTTP 要求に応答する時間が長くなりました。また、外部システムからの長い応答時間に対応し、Logic Apps の実行の信頼性が向上しています。

ISE コネクタとして SMTP と DB2 を追加

  • SMTP ISE ベースのコネクタにより、オンプレミスのメール システムに接続できるようになりました。また、DB2 ISE コネクタにより IBM システムへの接続が改善されています。これにより、ISE で Logic Apps を実行している場合にのみ利用可能なオンプレミスの接続シナリオが拡張され、IBM 3270、FTP、および SFTP サーバーへの接続も含まれます。

[ネットワーク正常性] ブレードと、ネットワークの変更を受け入れるための ISE の再起動

  • ネットワーク構成はいつでも変更される可能性があります。[ネットワーク正常性] ブレードを使用して、ISE が引き続き適切に接続されているかどうかを確認できるようになりました。ISE 内のコンポーネントに適用したい変更が加えられた場合は、今回追加された再起動操作により新しいネットワーク変更を ISE にダウンタイムなしで適用できます。

統合サービス環境は、以下のリージョンを除いて、Logic Apps が使用可能なすべての場所で使用できます。

  • カナダ東部
  • ブラジル南部
  • 米国中西部
  • US Gov Cloud (米国政府クラウド)
  • China Cloud (中国クラウド)

これらの環境へのアクセスについては、製品チームにお問い合わせください

詳細についてはこちら (英語) をご覧ください

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