一般提供:Azure Sphere OS バージョン 23.02
公開日: 2月 22, 2023
Azure Sphere OS バージョン 23.02 の提供が Retail フィードで開始されました。このリリースには、Azure Sphere OS のバグ修正プログラムのみが含まれます。更新された SDK は含まれていません。お使いのデバイスがインターネットに接続されている場合は、更新された OS をクラウドから受信することになります。
23.02 リリースで修正されたバグと一般的な脆弱性
23.02 リリースには、以下の一般的な脆弱性と露出 (CVE) を軽減するための更新プログラムは含まれていません。
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CVE-2022-37434 zlib
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CVE-2018-25032 zlib
また、23.02 リリースでは、以下の動作のバグ修正プログラムが含まれています。
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100BaseTX 接続で接続されている場合の Wiznet W5500 データ ドロップアウトに対処し、全体的なパフォーマンスが最大 2 倍向上しました。
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22.11 OS で導入された、mDNS を使用する場合の AF_UNSPEC 動作の変更が元に戻されました。
新規および更新されたサンプル、コード スニペット、ギャラリー プロジェクト
Azure Sphere のサンプル、コード スニペット、ギャラリー プロジェクトの 23.02 リリースには、次の変更が含まれています。
ユニキャスト DNS サービス検出ギャラリー プロジェクト
ユニキャスト DNS サービス検出ギャラリー プロジェクトでは、構成された DNS サーバーに DNS-SD クエリを送信して DNS サービス検出を実行する方法が示されています。マルチキャスト サービス検出とは異なり、このメカニズムを使用すれば、ローカルだけでなく、実行時にデバイス ファイアウォール内のリモート エンドポイントへのアクセスを動的に開くことができます。
Azure Sphere OS フィードと評価デバイス グループの設定の詳細については、「Azure Sphere OS のフィード」と「OS 評価用のデバイスを設定する」をご覧ください。
セルフヘルプの問い合わせやテクニカル サポートについては、Azure Sphere のサポート オプションを確認してください。