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Azure Backup を使用した Azure Virtual Machines のリージョンをまたがる復元

公開日: 4月 29, 2020

Azure Backup を使用した Azure Virtual Machines のリージョンをまたがる復元をプレビューで使用できるようになりました。 

リージョンをまたがる復元を導入すると、ユーザーは自身の環境のプライマリ リージョンでのダウンタイムの問題を軽減するために、セカンダリ リージョンでの復元をいつでも開始できるようになります。これにより、セカンダリ リージョンの復元をユーザーが完全に制御できます。Azure Backup では、このような復元のために、セカンダリ リージョンにレプリケートされたバックアップ データを使用します。 

Azure Backup では Recovery Services コンテナーを使用してバックアップ データを保持し、ローカルの冗長性と geo 冗長性の両方を提供します。バックアップ データの高可用性を実現するために、Azure Backup の既定のストレージは geo 冗長性に設定されています。そのため、プライマリ リージョンのバックアップ データは、Azure でペアになっているセカンダリ リージョンに geo レプリケートされます。Azure でプライマリ リージョンが停止した場合、セカンダリ リージョンにレプリケートされたデータをセカンダリ リージョンのみに復元できます。リージョンをまたがる復元という新機能を使用して、プライマリ リージョンの問題を軽減できます。

以下のシナリオでは、この機能を使用してセカンダリ リージョンのデータを活用します。

  • 完全な停止: これまでは、Azure のプライマリ リージョンに障害が発生した場合、セカンダリ リージョンのデータにアクセスするには、Azure で停止が宣言されるまで待機する必要がありました。リージョンをまたがる復元機能を使用すれば、Azure で停止が宣言される前でも、セカンダリ リージョンで復元を開始できるため、セカンダリ リージョンでデータを回復するための待機時間はなくなります
  • 部分的な停止: これまでは、部分的な停止の発生中にプライマリ リージョンまたはセカンダリ リージョンへの復元を実行できませんでした。リージョンをまたがる復元機能を使用すれば、セカンダリ リージョンのバックアップ データのレプリカを使用して、セカンダリ リージョンで復元を実行できます。
  • 停止なし: これまでは、セカンダリ リージョンのデータを使用して、監査やコンプライアンスのために BCDR (事業継続とディザスター リカバリー) の訓練を行うことはできませんでした。この新機能を使用すれば、プライマリ リージョンで完全な停止または部分的な停止が発生していなくても、セカンダリ リージョンでバックアップ データの復元を実行して、BCDR の訓練を行うことができます。 

Azure Backup では、セカンダリ リージョンからの復元をサポートするために、ストレージ アカウントの読み取りアクセス geo 冗長ストレージ (RA-GRS) 機能を使用します。プライマリ リージョンからセカンダリ リージョンへのストレージ レプリケーションの遅延によって、セカンダリ リージョンで復元するバックアップ データが利用可能になるまで待機時間が発生することに注意してください。

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主な機能は以下のとおりです。

  • セカンダリ リージョンでのセカンダリ バックアップ データのセルフサービス回復。
  • 監査やコンプライアンスのために BCDR 訓練をいつでも実施できる機能。
  • Azure リージョンの部分的または完全な停止の間のバックアップ データの高可用性。

このプレビューでは、Azure Backup で、セカンダリ リージョンのディスクの復元だけでなく Azure Virtual Machines の復元もサポートされます。

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