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仮想マシン (VM) レベルのディスク バースト

公開日: 5月 13, 2020

仮想マシンレベルのディスク バーストは、お使いの仮想マシンがディスク IO と MiB/秒のスループット パフォーマンスを毎日短時間バーストすることができる新機能で、予期しないディスク トラフィックの急な増加を円滑に処理したり、バッチ ジョブを高速に処理したりすることができます。この機能が、すべての Azure Lsv2 シリーズ仮想マシンで有効になりました。また、さらに多くの仮想マシンの種類とファミリが間もなくサポートされるようになります。この機能は追加のコストがかからず、既定で有効になります。

また、Premium SSD Disks と、サイズ P20 (512 GB) 以下のバーストも提供しています。Microsoft のバースト製品は、単一のソリューションに対して使用することをお勧めします。このようにすることで、最大のパフォーマンスを実現するためにお使いの仮想マシンまたはディスクをオーバープロビジョニングすることなく、優れたベースラインのパフォーマンスとバーストのパフォーマンスを実現できます。

バーストが効果的であるシナリオの例を次に示します。

  • バッチ ジョブの処理。アプリケーションのワークロードの中には、本質的に周期的で、ほとんどの期間に対してベースラインのパフォーマンスが必要で、短い期間に対してはさらに高いパフォーマンスが必要になるものがあります。たとえば、必要なディスク トラフィックは少量であるが、その後、月末レポートの調整に多くのディスク トラフィックが必要になるような、トランザクションを毎日処理する会計プログラムなどがあります。
  • トラフィックの急増に備える。Web サーバーとそのアプリケーションでは、予期しない状況から大量のトラフィックを受け取ることがあります。Web サーバーを利用した仮想マシンとディスクのバーストでは、Web サーバーがトラフィックの急増を円滑に処理し、負荷が高い読み込み時間を短縮することにより顧客のエクスペリエンスを向上させることができます。
  • コスト効率の向上。仮想マシンを、ピーク時のパフォーマンスに対応するためではなく、平均的なユース ケース用にデプロイできるようになりました。新しいバーストの制限がピーク時のパフォーマンスのニーズに対応し、1 日に必要なピークが 30 分未満の場合は、ワークロードのニーズに合わせて仮想マシンをオーバープロビジョニングする必要がなくなり、コストを節約することができます。

詳細についてはこちら (英語) をご覧ください

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