Azure API Management の更新情報 (10 月 11 日)
公開日: 10月 12, 2018
Azure API Management の最新の更新には、次のバグ修正、変更、新機能が含まれています。
- Azure API Management のアップグレードがよりスムーズに。最新リリースにアップグレードするときに再起動される仮想マシンは、一度に 1 つだけです。
- 不適切な Key Vault 証明書のアクティビティ ログ。Azure API Management でカスタム ドメインの証明書を管理するために Azure Key Vault を利用しているお客様は、アクティビティ ログでエラーが発生していないかどうかを監視する必要があります。エラーが発生するのは、API Management がキー コンテナーにアクセスできなくなったか、シークレットが無効なインスタンスまたは期限切れのインスタンスで上書きされたことが原因で、証明書を自動更新できない場合です。お客様は、アクティビティ ログの自動アラートを構成できます。
- 要求別にレポートを一覧表示するための拡張 API。要求別にレポートを一覧表示するための API 呼び出しでは、timestamp フィールドに加えて、apiId、operationId、subscriptionId、productId、userId の各フィールドでのフィルター処理がサポートされるようになりました。新しいクエリ パラメーターである $skip と $top はページングに使用できます。
- 分析のバグ修正。今後、待ち時間が 120 秒を超える要求は正しくカウントされます。アーカイブ データはそのまま残ります。
- トレースのバグ修正。IReponse 型のオブジェクトを返す式と共にポリシーを使用している場合に、要求トレースを生成できるようになりました。
- ワイルドカードのホスト名を使用するゲートウェイに対するバグ修正。ワイルドカードのホスト名を使用するゲートウェイがまれに要求を拒否する原因となっていたバグが修正されました。
このサービス更新は 2018 年 10 月 11 日に開始されました。サービス インスタンスは一括でアップグレードされます。通常、アクティブなサービス インスタンスすべてに更新が適用されるには約 1 週間かかります。