Azure API Management の更新情報 - 2020 年 5 月
公開日: 5月 07, 2020
Azure API Management の定期的なサービス更新プログラムの配信が 2020 年 5 月 5 日に開始されました。これには次のような新機能、バグ修正、変更と、その他の改善事項が含まれています。API Management サービスで更新プログラムを受信するには、1 週間以上かかることがあります。
新着
- API のスコープが設定されたサブスクリプションも API レポートに含まれるようになりました。これに伴い、Azure portal の API Management サービスの [分析] セクションにも表示されるようになります。
- Azure portal のお使いの API Management サービスの [ポータルの概要] セクションから、開発者ポータルを公開し、CORS ポリシーを確認して適用する機能を使用できるようになりました。
- API Management サービスが仮想ネットワークにデプロイされている場合は、Azure portal のお使いのサービスの専用 [ネットワーク接続の状態] セクションでネットワーク接続の状態を調べることができるようになりました。
固定
- 開発者ポータルからログアウトすると、認証トークンを使用してブラウザーの Cookie がクリアされます。
変更
- API のエクスポート時に、セルフホステッド API ゲートウェイのホスト名が OpenAPI v3 定義のサーバー フィールドに含まれるようになりました。
- 追加のキャッシュにより、開発者ポータルの読み込み時間が短縮されました。
- 新しいブラウザーのタブで開発者ポータルの管理セッションを復元する機能が使用できるようになりました。
- レガシ開発者ポータルでは、CAPTCHA サービスに到達できない場合 (たとえば、仮想ネットワークが正しく構成されていない場合) にメッセージが表示されるようになりました。
- API Management でログ記録が有効になっている場合、Application Insights で常に正しい数のエラーが表示されるようになりました。以前は、サンプリングが 100% 未満で、"常にエラーをログに記録する" フラグが選択されていた場合、数値が誤って報告されていました。
- ARM テンプレートを使用して API をインポートするときに、サブスクリプション キー ヘッダーまたはクエリ パラメーター名を指定できるようになりました。例えば次が挙げられます。
{
"type":"Microsoft.ApiManagement/service/apis",
"name": "[concat(parameters('ApiManagement.Name'),'/', variables('ApiManagement.Api.Name'))]",
"apiVersion":"2019-01-01",
"properties": {
"subscriptionRequired": true、
"path": "catalog/products",
"subscriptionKeyParameterNames": {
"header":"X-API-Key",
"query": "apiKey"
},
"value": "<REDACTED>",
"format": "swagger-json"
},
"tags": "[variables('Tags')]",
"dependsOn": []
}
開発者ポータルでは、個別のリリース ライフサイクルが追跡され、リリースごとの変更ログを GitHub で確認できます。