Azure API Management の更新情報 - 2020 年 6 月
公開日: 6月 11, 2020
Azure API Management の定期的なサービス更新プログラムの配信が 2020 年 6 月 10 日に開始されました。これには次のような新機能、バグ修正、変更と、その他の改善事項が含まれています。API Management サービスで更新プログラムを受信するには、1 週間以上かかることがあります。
新着
Validate-jwt
ポリシーでは、アップロードされた証明書を使用して、RSA 署名済みおよび RSA 暗号化済みの JWT 検証がサポートされるようになりました。- 発行者の署名キーの
certificate-id
属性は、証明書のエンティティ識別子を指定します。 - 発行者の署名キーの
n
属性は、base64url エンコード RSA モジュラスを指定します。 - 発行者の署名キーの
e
属性は、base64url エンコード RSA 指数パラメーターを指定します。 - 暗号化キーの
certificate-id
属性は、証明書エンティティ識別子を指定します。
- 発行者の署名キーの
- API Management では、zlib でラップされた Deflate ストリームの展開がサポートされるようになりました。
- セルフホステッド API ゲートウェイでは、JSON から標準出力へのログ記録がサポートされるようになりました。
- セルフホステッド API ゲートウェイでは、UDP 経由での DNS エンドポイントへのローカル テレメトリのログ記録がサポートされるようになりました。
変更
- メトリック監視 DNS ゾーンは、
.nsatc.net
から.microsoftmetrics.com
に変更されています。サーバーの IP アドレスは変更されていません。 - ノードのホスト名が、セルフホステッド API ゲートウェイのハートビートに含まれるようになりました。
- API Management では、秘密キーなしで証明書をアップロードできるようになりました。秘密キーの存在は、構成の変更中 (認証-証明書ポリシー、バックエンド エンティティ、ゲートウェイの hostnameConfiguration エンティティ)、またポリシー式の実行中に確認されます。
- Application Insights テレメトリのプロパティが変更されました。
Apim Request Id
カスタム プロパティの名前がRequest Id
に変更されました。ApimanagementRegion
カスタム プロパティの名前がRegion
に変更されました。ApimanagementServiceName
カスタム プロパティの名前がService Name
に変更されました。- 要求テレメトリの
Operation Name
は、API と操作が一致する場合、api_id;rev=api_revision - operation_id
の形式になりました。それ以外の場合は、古い形式HTTP_VERB - request_url
が使用されます。
開発者ポータルでは、個別のリリース ライフサイクルが追跡され、リリースごとの変更ログを GitHub で確認できます。