Azure Analysis Services の多対多リレーションシップの一般提供が開始されました
公開日: 4月 14, 2020
Azure Analysis Services の多対多リレーションシップの一般提供が開始されました。これらは、両方の列が一意ではないテーブル間のリレーションシップであり、Power BI の多対多リレーションシップに基づいています。
多対多リレーションシップの結果生成されるモデルでは、論理的にグループ化された列を含むテーブル数が少なくなるため、それによりユーザー エクスペリエンスが向上し、ディメンション テーブルを正規化する必要がなくなります。リレーションシップは、ディメンション テーブルとファクト テーブルの間で、ディメンションのキー列よりも高い粒度で定義することができます。たとえば、製品カテゴリ レベルで予算を定義する場合は、製品ディメンションを別々のテーブル (製品の粒度のテーブルと製品カテゴリの粒度のテーブル) に正規化する必要がありません。
多対多リレーションシップのシナリオの詳細については、ドキュメントをご覧ください。
SQL Server Data Tools またはオープンソースのコミュニティ ツールである Tabular Editor を使用して、多対多リレーションシップを作成できます。または、TOM や TMSL などの SSAS プログラミングおよびスクリプト インターフェイスを使用することもできます。