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Data Lake Storage のマルチプロトコル アクセスの一般提供が開始

Azure Data Lake Storage のマルチプロトコル アクセスの一般提供が開始されました。

Azure Data Lake Storage のマルチプロトコル アクセス一般提供が開始されたことをお知らせします。Azure Data Lake Storage は、これまでにない分析用クラウド ストレージ ソリューションで、同一データへのマルチプロトコル アクセスを提供します。これは、Azure Blob Storage API と Azure Data Lake Storage API の両方が、1 つのストレージ アカウントのデータにアクセスできるようにする、妥協のないソリューションです。異なる種類のすべてのデータを 1 か所に保存して、ユース ケースの展開に応じてデータを柔軟に有効活用することができます。マルチプロトコル アクセスの一般提供により、Data Lake Storageオブジェクト ストレージ機能を有効化することができます。これにより、オブジェクト ストレージと Hadoop 分散ファイル システム (HDFS) の両方の機能を活用できるため、これまでは不可能だったシナリオを、データをコピーしなくても実現することができます。

マルチプロトコル アクセスの一般提供alttitleマルチプロトコル アクセスの一般提供

アプリケーションと機能の広範なエコシステム

マルチプロトコル アクセスは、Data Lake Storage の統合と機能を有効化するための強力な基盤を提供します。既存のオブジェクト ストレージ アプリケーションとコネクタを使用して、何も変更することなく Data Lake Storage に保存されているデータにアクセスできるようになりました。これにより、Azure サービスおよびパートナー エコシステムと Data Lake Storage との統合が大幅に加速します。また、Data Lake Storage を使用した次のような複数の Azure サービス統合の一般提供を発表します。Azure Stream Analytics、IoT Hub、Azure Event Hubs Capture、Azure Data Box、Logic Apps。これらの Azure サービスは、Data Lake Storage とシームレスに統合されるようになりました。IoT Hub、Stream Analytics、および Event Hubs Capture 経由で Data Lake Storage にストリーミング データを簡単に取り込むことができるようになり、リアルタイムのシナリオが実現しました。

またエコシステム パートナーも、そのアプリケーションに対してマルチプロトコル アクセスを有効に活用しています。パートナーのコメントをご紹介します。

「マルチプロトコル アクセスは大きなパラダイム シフトです。BLOB データと分析データの両方に対し、1 つのアカウントでクラウド分析を実行することができます。当社ではマルチプロトコル アクセスにより、既存の BLOB コネクタを使用してお客様が Azure Data Lake Storage とすばやく統合できると期待しています。これにより、コストのかかる再開発作業を行うことなく、お客様に大きな価値をもたらすことができます。」 - Rob Cornell 氏 (Head of Cloud Alliances、Talend)

Microsoft のお客様は、既存の BLOB アプリケーションとワークロードが、マルチプロトコル機能を活用して "機能する" ことを期待しています。既存の BLOB アプリケーションに変更は必要なく、開発や検証の大切なリソースを節約することができます。現在、BLOB コネクタと Azure Data Lake Storage コネクタの両方を使用して、同じデータに対して複数のワークロードをシームレスに実行しているお客様がいらっしゃいます。

Microsoft は、Data Lake Storage のホット層とクール層間でのデータの結び付け機能の一般提供を開始しています。これは、ホット層で分析データを頻繁に使用し、あまり使用しないデータをクール ストレージ層に移行することで、コスト効率を高めたい、分析を行うお客様に適しています。引き続き、今後のリリースでさらに多くの Data Lake Storage の機能をご利用いただけるようになる予定です。今後の発表については、引き続きご案内します。

マルチプロトコル アクセスの概要

使用を開始するには、マルチプロトコル アクセスのドキュメントをご覧ください。詳細については、プレビューの発表をご覧ください。料金の詳細については、料金のページをご覧ください。