音声に対応した Direct Line のプレビューの提供を開始

2019年7月17日 に投稿済み

Principal Software Engineering Manager, Speech & Language

現在、Azure Bot Service の登録開発者数は 36 万人を超え、Azure 上で構築されるボットや仮想アシスタントの数も大幅に増加しています。最近では、こうした仮想アシスタントによって、音声優先の会話エクスペリエンスをサポートしたいというニーズが高まっています。そこでマイクロソフトは、開発者の皆様がマイクロソフトの仮想アシスタント ソリューション アクセラレータを使用して仮想アシスタントをより簡単に構築したり、Azure Bot Service を使用して会話アプリケーションに音声機能を追加したりできるように、さまざまな取り組みを進めています。

今年の Microsoft Build カンファレンスでは、Direct Line Speech チャネルへのサインアップを開始したことを発表しました。Direct Line Speech チャネルでは、音声優先の会話エクスペリエンスを提供するエンドツーエンド ソリューションをより簡単に作成することができます。そして本日、Direct Line Speech チャネルのプレビューを開始しました。今後は追加のサインアップや承認をしていただくことなく、すべての開発者の皆様にご利用いただけます。プレビューではサポート対象のリージョンが大幅に増え、高速で信頼性の高い会話エクスペリエンスを世界のより多くの地域で実現していただけるようになりました。

Direct Line Speech とは

Direct Line Speech コロケーション サービスの活用方法を示すフローチャート

Direct Line Speech は、音声入力と音声出力のナチュラル ユーザー インターフェイスを持つエンドツーエンド ソリューションをより簡単に作成できる新たなチャネルです。Direct Line Speech の主なコンポーネントは以下のとおりです。

  • 互換性のあるボットとの音声およびリアルタイムの補助シグナルの双方向通信を簡素化するオンデバイス API (Speech SDK の一部として提供)
  • ウェイク ワードの検証、音声テキスト変換、テキスト読み上げの各機能を調整し、会話エクスペリエンスで使用できるようにするクラウド サービス
  • 音声優先のシナリオで低レイテンシかつ信頼性の高い通信を実現するように最適化された新しい Microsoft Bot Framework チャネル

Direct Line Speech チャネルは、仮想アシスタントや会話エクスペリエンスを自社の要件やブランドに合わせて細かくカスタマイズできるように設計されています。たとえば、カスタム ウェイク ワードを使用して、アシスタントに独自の名前を付けることもできます。

使用を開始する

Direct Line Speech チャネルは本日よりプレビューとして提供が開始されています。既存のボットを使用するか、新しいボットを作成したら、Azure Portal にアクセスして Direct Line Speech チャネルに接続し、デバイス アプリケーションの利用を開始して、好きなプラットフォームとプログラミング言語をお選びください。どのような開発を行われたのか、ぜひフィードバックをお寄せください。