このたび、Azure Virtual Machines (VM) の SQL Server 向け自動保護機能をリリースしました。これは、今年発表した Azure VM の SQL Server 向け Azure Backup, のパブリック プレビュー機能の 1 つです。Azure Backup for SQL Server は、ネイティブの SQL バックアップと復元 API を使用して Azure VM 上の SQL Server を包括的にバックアップできる、インフラストラクチャのいらないエンタープライズ向け従量課金制 (PAYG) サービスです。
保護された SQL Server に新規データベースを追加するときには、データベースを検出し直し、データベース バックアップ構成の保護を手動でトリガーする必要がありました。しかし、この自動保護機能が自動で新規データベースを検出して保護するため、主導の操作が不要になります。
スタンドアロン SQL Server インスタンスや SQL Server Always On 可用性グループのすべてのデータベースを自動で保護できます。既存のデータベースのバックアップを有効化できるだけでなく、今後追加されるすべてのデータベースも同様に保護します。
使用を開始するには
SQL Server on Azure VM の [Configure Backup] からお好みの SQL Server インスタンスや Always On 可用性グループを選び、自動保護機能を有効化します。有効化すると、該当する SQL Server のすべてのデータベースが自動的に選択されます。その後、選択されたデータベースのバックアップ ポリシーを定義します。ポリシーを関連付けると、新たに保護されたデータベースが [Backup items] に表示されます。
お客様の環境で大量のデータベースの追加や削除を実施する場合、この機能で新規データベースの検出や保護を自動で実行することで、時間と手間を節約できます。
関連資料へのリンクと関連コンテンツ
- Azure への SQL Server データベースのバックアップに関するドキュメントで、自動保護の詳細をご確認ください。
- Azure Backup の詳細情報。
- さらに詳しい情報については、Azure Backup のドキュメント をご覧ください。
- サポートが必要な場合はAzure Backup のフォーラムをご利用ください。
- Azure Backup に関するご要望やアイデアは、Azure Backup のフィードバック フォーラム (英語) までご投稿ください。
- 最新情報については、Twitter (@AzureBackup) をご確認ください。