プレビュー提供中の監視モニターによる一元的なネットワーク監視

2020年3月18日 に投稿済み

Sr. Program Manager

Azure Network Watcher の改良された新しい接続モニターでは、ハイブリッド展開および Azure 展開に対するエンドツーエンドの一元的な監視機能が提供されています。ユーザーはオンプレミス構成、Azure 構成、マルチクラウド構成の接続を監視するために、同一のソリューションを利用できるようになりました。今回のプレビュー フェーズにおいて、このソリューションでは 2 つの重要機能、すなわち Network Watcher の接続モニターと Network Performance Monitor (NPM) のサービス接続モニターの機能が融合されています。こちらのドキュメントを参照して接続モニターの利用を開始し、ネットワーク内の接続を確認しましょう。

監視についての疑問

お客様からは以前より、ハイブリッド展開に対する一元的な接続監視が必要であるというご指摘をいただいておりました。こうした環境では、ビジネス クリティカルな機能を実現するために、各種の複雑なアプリケーションが Azure 内やオンプレミス内、あるいはその他の公開アプリケーションとの間でトランザクションを実行します。マルチクラウド環境の場合、こういった事情はますます厄介になります。そこで、監視チームは以下のような基本的な問題に頭を悩ますことになります。

  • このような複雑な構成において、どの監視ソリューションを利用するべきか。
  • オンプレミス、Azure、その他のクラウドに対して別々の監視ソリューションが必要か。
  • データの行き先はどこか。多様なソースに由来するデータ同士をどのように関係付けるか。
  • ネットワークに異常があった場合に、極めて迅速なアラートを得るためにはどうすればよいか。

プレビュー版の接続モニター

新しい接続モニターでは、世界中のエンドポイントへの接続を単一のコンソールから監視できるように、Azure および非 Azure の両環境の仮想マシンやホストを構成することが可能となりました。ユーザーは接続モニターを構成し、Azure リージョン間の接続、Office 365 への接続、アプリとデータベース層の間の接続といった多様なユースケースに向けて、さまざまなテスト グループを作成できます。複数のソースと接続先を 1 つのテスト グループへ追加できるため、監視の構成は大幅に容易になっています。ネットワーク パラメーターの集約ビューも便利に利用できます。トラブルシューティング時には、このビューから個々のリンクの詳細を確認することが可能です。

ユーザーは、Azure 内部、および Azure と外部接続先の間のネットワーク接続における損失と遅延を監視できます。また、トポロジを確認して問題を局所化することも可能です。このソリューションは接続モニター、テスト グループ、ソース、接続先における上位 5 件のテストを特定し、問題を示唆している可能性があるテストをハイライトします。Azure リソースについては、ホップに関する問題がトポロジ内に表示されます。

アラートとデータ ストレージ

監視データは Azure Monitor にメトリックとして保存されるほか、Log Analytics ワークスペースにも保存されます。ユーザーはメトリックベースの迅速なアラートを設定し、問題にすばやく反応できるようになりました。履歴データのさらなる相関関係を構築するためには、Log Analytics のクエリをご使用ください。

その他の長所

  • Azure およびオンプレミスの仮想マシンやホストを基点とする接続とネットワーク品質を単一のコンソールで構成、監視
  • Azure リージョン、オンプレミス サイト、世界中の多数のサービス ロケーションにまたがったエンドポイントを監視
  • 高度で設定可能なプローブ頻度
  • サポートするプロトコルが増え、ネットワーク パフォーマンスに対する可視性が向上
  • リージョン間、ワークスペース間の監視
  • Log Analytics に保持されている監視履歴データへのアクセス
  • リッチなユーザー エクスペリエンス
  • PowerShell と CLI による自動化

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すぐに監視を始めましょう

新しい接続モニター機能はプレビュー期間中、無償でご利用できます。接続モニターの一般提供価格は、こちらの価格ページ (英語)で近日公開される予定です。詳しい情報については、接続モニター (プレビュー) のドキュメントをご覧ください。

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