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世界中の企業が、クラウドを使用して顧客のニーズに迅速に対応しています。同時に、環境全体で標準に一貫性があることや社外のニーズを満たしていることを保証するために、コンプライアンスがますます重要になっています。過去を振り返ると、必要なコントロールを従来のガバナンス プロセスを通して導入した場合、それらのプロセスは手作業で行われることが多いため、新しいイノベーションをリリースするという企業の動きを鈍化させていました。  一部の企業では、強力なガバナンスが実施されない場合もあり、この重要なコントロールが整っていなければ、開発はスピーディであっても、常にコンプライアントであるとは言えませんでした。  どちらの結果も理想的なものではなく、お客様のニーズがスピードとコントロールの両方にあることは明らかです。

本日、これまでにないスピードとコントロールをお客様に提供するさまざまな新しい Azure の機能についてお知らせします。  Azure プラットフォームの一部としてのガバナンスの提供によって、お客様は開発プロセスの中で "左にシフト" してポリシーとコンプライアンスを早めに実装することで、コンプライアントな開発を加速化できます。   Azure を使えば、課題や問題が発生した後でコンプライアンスに準拠するのではなく、コンプライアントな環境を最初から用意できます。  これらのサービスが集まって、パブリック クラウドに組み込まれた完璧なガバナンス サービスになります。そして、最も魅力的なのは、Azure のお客様は追加コストなしで利用できることです。

Azure ガバナンス サービスは、そのすべてがマイクロソフトのお客様を支援するように設計されています。

  • 社内の標準や規定を適用する
  • 一貫性のあるセキュリティと管理を行う
  • 環境を迅速にセットアップする
  • 法規制要件を満たす
  • コンプライアントなコードを短時間でリリースする
  • コストを管理する
  • 組織に合うようにリソースを整理する

昨年、マイクロソフトは、Cloudyn を買収し、Azure がコスト管理を無料で実行できる最初のパブリック クラウドになったことをお知らせしました。 

この夏の始めに、マイクロソフトは、お客様のポリシーの作成、割り当て、および管理を支援する Azure Policy をリリースしました。これらのポリシーは、リソースにさまざまなルールと効果を適用して、それらのリソースが会社の標準とサービス レベル アグリーメントに準拠した状態に保たれるようにします。たとえば、Azure Policy は、組織やビジネス チームが承認済みのリソースを使用していることを保証するために役立ちます。

最近公表されたものに Azure 管理グループがあります。これは、お客様がサブスクリプションを階層化されたグループに整理して、マルチテナントと組織全体を管理できるようにするものです。

本日、マイクロソフトは、努力を積み上げた結果として、次の新しいテクノロジーを使用する完璧な組み込みのガバナンス機能を提供します。現時点では、すべてパブリック プレビュー段階です。

Azure Blueprints アイコンAzure Blueprints

Azure Blueprints は、リソース、ポリシー、管理、セキュリティ、およびユーザー アクセス管理が事前構成され、ガバナンスが完全であるサブスクリプションを設定するワンクリック ソリューションを提供します。これは、本日からパブリック プレビューとして利用できます。混乱を招いてから解決するのではなく、Azure Blueprints を使えば、コンプライアントな環境を最初から構築できます。ブループリントの例を次に示します。

Azure Blueprints の図

Azure Cost ManagementAzure Portal 内の Azure Cost Management

エンタープライズ契約のお客様は、Azure Cost Management をAzure Portal 内で直接利用できるようになりました。  年内に、CSP をご利用のお客様も対象となるように範囲を拡大していく予定になっています。  Azure Cost Management は、Cloudyn の買収による進化です。  Azure Cost Management を使用すれば、お客様は、クラウド支出を監視し、組織の説明責任を推進し、クラウドの効率を最適化できます。

この新しいエクスペリエンスはオンボード不要で利用でき、リアルタイムのコスト分析と予算設定が提供され、全体的なエクスペリエンスが強化されています。予算管理は、サブスクリプションに対してしきい値を設定し、アクション グループを使用してアラートを発生させるかアクションを自動的に実行すれば、簡単に実行できます。このデータを組織のデータセットに追加したければ、エクスポートのスケジュールを設定することで、柔軟性と統合機能が追加された Azure ストレージ アカウントに使用状況とコストを移動させることができます。  さらに、PowerBI も統合され、お客様独自のアプリに API を統合することもできます。 

Azure Policy の統合Azure Policy と Azure DevOps の統合による新しい修復機能

Azure DevOps のリリース管理エクスペリエンスに Azure Policy が統合されたため、組織は、一連のポリシーを定義することで、コードがポリシーに準拠していない限り展開されることはないことを保証できます。  この新しいレベルの最新のポリシー準拠によって、IT でポリシーが準拠されることが保証され、開発者に対して迅速なイノベーションを可能にする運用環境が開きます。  これに加えて、Azure Policy は、ポリシーに準拠していない既存のリソースを修正できるように機能強化されています。

Azure Resource GraphAzure Resource Graph

Azure Resource Graph は、お客様がもっと効率の良いインベントリ管理を行うために自分の Azure リソースを大きな規模で探索できるようにします。Azure Portal、Bash、Powershell、または CLI で直接利用可能であり、リソースに関する分析情報を収集するための強力なクエリ機能と解析機能を備えています。クエリでは、Azure Monitor と共有されているキーワード クエリ言語 (KQL) が使用されます。  Azure Resource Graph のクエリからポリシーを直接作成することもできます。

マネージド ディスクが有効であり、環境タグが "prod" に設定されている VM を検索する Resource クエリの例を次に示します。

Resource Graph

Azure policy、Azure Blueprints、Azure Resource Graph、Azure Cost Management、および Azure 管理グループによって、業界をリードする組み込みのガバナンス機能を完全無料で利用できます。  Azure でスピードとコントロールを獲得してください。

Ignite でお会いしましょう

リアルでもバーチャルでも、今週開催される Ignite で皆様にお会いできるのを楽しみにしています。有益なセッションが予定されています。マイクロソフトは常に、お客様がクラウドでリソースのセキュリティ保護と管理をどのように行い、どのような課題に直面しているかをお伺いしたいと思っています。引き続きフィードバックをお寄せください。今すぐ Azure ガバナンスの優れた新しい機能をチェックすることもできます。

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