Azure Application Insights でユーザー行動分析ツールの一般提供を開始

2018年7月10日 に投稿済み

Program Manager, Azure Monitor

マイクロソフトは、昨年の Microsoft Build 2017 にて Application Insights のユーザー行動分析ツールのプレビュー開始を発表しました。プレビューでは、皆様から寄せられたフィードバックを基に、新機能の追加やバグの修正を実施しました。マイクロソフトは、自社でもこの分析ツールを使用しながら、お客様からのご要望に先だってエクスペリエンスを改良してきました。

そしてこのたび、機能をさらに向上し、プレビューから一般提供に移行します。今後、ユーザー、セッション、イベント、ユーザー フロー、ファネル、保持、コーホート、影響の各ツールは、安定的に Application Insights でサポートされるようになります。 

ツールの使用方法

ユーザー、セッション、イベントなどのユーザー行動分析ツールは、Application Insights のリソースの一部として Azure ポータルで使用することができます。Application Insights を開始するには、お持ちのアプリケーション スタックに基づいて、クイックスタートのいずれかに従ってください。Application Insights リソースの準備が完了すると、左側のメニューの [Usage] の下にユーザー行動分析ツールが表示されるようになります。

新たに追加された機能

多くの機能が追加されています。 たとえば、ユーザー、セッション、イベントの各ツールがゼロから再構築されたことで、応答性の向上、読み込み時間の短縮、さらなるインサイト自動化が実現しました。詳細については、ユーザー、セッション、イベントに関するページをご覧ください。

ユーザー、セッション、イベント

他にも、ユーザー フロー、ファネル、影響、ユーザーとセッションのタイムライン、Visual Studio App Center との統合、コーホートなど、6 つの主要ツールに関する機能追加や統合を実施しています。

ユーザー フローは、ユーザーがアプリのページや機能を移動した流れをひと目で把握できるツールです。アクセスの開始地点と終了地点に加えて、途中でどのような操作を行ったのかを知ることができます。詳細については、ユーザー フローのドキュメントをご覧ください。

ユーザー フロー

ファネルは、Web アプリ内の重要なユーザー行動のコンバージョン率を詳細に追跡するツールです。各ステップを完了したユーザーと途中で離脱したユーザーを分析し、製品のコンバージョン率の改善に活用することができます。詳細については、ファネルのドキュメントをご覧ください。

ファネル

ページの読み込みが遅いために、ビジネス チャンスを逃してしまうことも少なくありません。影響ツールでは、ページの読み込み時間などのメトリックと、各ページのコンバージョン率の関連性を分析することができます。これにより、データに基づいてパフォーマンス改善に向けた投資を行うことができます。詳細については、影響のドキュメントをご覧ください。

影響

ユーザーとセッションのタイムラインは、ユーザー操作や例外などのログをタイムラインで表示することで、ログが送信された時点のユーザーの行動を解釈できるようにします。

ユーザーとセッションのタイムライン

コーホートでは、ユーザー、セッション、イベント、操作などのグループを厳密に定義して、他のユーザー行動分析ツールでも簡単に分析できるようにします。詳細については、コーホートのドキュメントをご覧ください。

コーホート

今回より、このユーザー行動分析ツールを Web アプリ以外でも使用できるようになりました。Visual Studio App Center との統合によって、App Center のテレメトリを、Android、iOS、Windows などのユーザー デバイスのテレメトリとして Application Insights に送信できるようになりました。これにより、モバイル アプリのテレメトリに対して、すべての Application Insights の分析ツールを利用することができます。詳細については、App Center と Application Insights の統合に関するドキュメントをご覧ください。

Visual Studio App Center との統合

もっと詳しい説明が必要でしょうか?さらに詳しい情報については、Application Insights のユーザー行動分析ツールのドキュメントをご覧ください。