Logic Apps 向け Azure 統合サービス環境の発表

2019年2月26日 に投稿済み

Principal Program Manager, Azure Logic Apps

仮想ネットワークのリソースと統合するための新しい方法

Microsoft では、開発作業を大幅に改善するエクスペリエンスを提供できるよう、あらゆるサービスに努めています。また、クラウドでソフトウェアを構築するすべての人が抱える共通の問題点を常に探しています。そうした問題点を見つけたなら、そのニーズに対応できるクラス最高のソフトウェアを構築します。

重要なビジネス シナリオでは、動きのある要素全体でデータが流れているという確信が持てなければなりません。Logic Apps が提供する中核サービスは、データ ソースとサービスを統合するための、優れた多角的なサービスです。ただし、統合プロセスの効率を可能な限り高めるために、専用のサービスが必要な場合もあります。そこで、完全に分離された統合環境である、統合サービス環境 (ISE) を開発しました。

統合サービス環境とは

統合サービス環境とは、あらゆるエンタープライズ規模の統合ニーズのために完全に分離された、専用の環境です。新しい統合サービス環境を作成すると、Azure Virtual Network に挿入されます。これにより、Logic Apps を VNET 上のサービスとしてデプロイできます。

  • 仮想ネットワーク リソースへの安全な直接アクセス。Logic Apps で、仮想ネットワーク内の仮想マシン、サーバー、その他のサービス (Azure サービスを含む) などのプライベート リソースに、安全に直接アクセスできます。これは、Express Route またはサイト間 VPN 経由で、サービス エンドポイントとオンプレミス リソースを使用して行われます。
  • 一貫性があり、信頼性の高いパフォーマンス。 Logic Apps 専用のランタイムにより、ノイジー ネイバー (うるさい隣人) 問題を解消し、ビジネス クリティカルなプロセスに影響を与えかねない、断続的な遅延の発生を抑えます。
  • 分離されたプライベート ストレージ。 規制の対象となる機密データはプライベートかつ安全な状態で維持され、新たな統合の機会がもたらされます。
  • 予測可能な料金。Logic Apps には月額固定料金が適用されます。 各統合サービス環境には、無料で使用できる 1 つの Standard 統合アカウントと 1 つのエンタープライズ コネクタが含まれています。Logic Apps のアクション実行回数が 1 か月に 5,000 万回を超える場合、統合サービス環境は特に役立ちます。

統合サービス環境は、Logic Apps を現在利用可能なすべての地域で利用できます。ただし、以下の場所を除きます。

  • 米国中西部
  • ブラジル南部
  • カナダ東部

Logic Apps は、すべてのデータとサービスに信頼性の高いプライベート統合サービスを必要とするお客様に最適です。Azure アカウントにサインアップすることで、パブリック プレビューをお試しいただけます。すでにご利用のお客様は、ドキュメント「統合サービス環境を使用して Azure Logic Apps から Azure Virtual Network に接続する」をご覧ください。