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プレビュー

Azure ストレージ アカウント フェールオーバーのパブリック プレビュー開始

公開日: 2月 05, 2019

geo 冗長ストレージ (GRS) アカウントおよび読み取りアクセス geo 冗長ストレージ (RA-GRS) アカウントを使用しているお客様向けの Azure ストレージ アカウント フェールオーバーがパブリック プレビューになりました。お客様はこの機能を活用して、ストレージ アカウントのプライマリからセカンダリ リージョンへのフェールオーバーのタイミングを制御できます。

geo 冗長ストレージ アカウントのプライマリ リージョンが長期間にわたって利用できなくなった場合、アカウント フェールオーバーを強制的に実行できます。フェールオーバーを行うと、ストレージ アカウントのデータはすべてセカンダリ リージョンにフェールオーバーされ、セカンダリ リージョンが新しいプライマリ リージョンになります。すべてのストレージ サービス エンドポイント (BLOB、ファイル、キュー、テーブル、Azure Data Lake Storage Gen2) の DNS レコードは、新しいプライマリ リージョンを指すように更新されます。フェールオーバーが完了すると、クライアントはコードを変更することなく、新しいプライマリ リージョンのサービス エンドポイントを使用して、ストレージ アカウントへのデータの書き込みを自動的に開始できます。

フェールオーバーの後、ストレージ アカウントはローカル冗長 (LRS) になるように構成されます。新しいセカンダリ リージョンへのレプリケーションを再開するには、geo 冗長ストレージを再び使用するようにアカウントを構成します (RA-GRS または GRS)。ローカル冗長 (LRS) アカウントを RA-GRS または GRS に変換すると費用が発生することにご留意ください。

アカウントのフェールオーバーは、RA-GRS および GRS 用に構成されている新規および既存の Azure Resource Manager ストレージ アカウントでプレビューでサポートされています。ストレージ アカウントは、汎用 v1 (GPv1)、汎用 v2 (GPv2)、BLOB ストレージ アカウントです。アカウントのフェールオーバーは現在、米国西部 2、米国中西部でサポートされています。

アカウントのフェールオーバーは、Azure portalAzure PowerShellAzure CLIAzure Storage リソース プロバイダー API から開始できます。

詳細についてはこちら (英語) をご覧ください

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