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Power BI Embedded のカスタム レイアウト

公開日: 3月 15, 2018

 

Power BI Embedded のカスタム レイアウトを使えば、レポートのページ レイアウトのサイズを設定および変更したり、レポートのビジュアルのサイズ、配置、表示の有無をコントロールしたりすることができます。

  • ページ レイアウト。Power BI Desktop を使ってレポート ページを作成しているときには、[page size type]\(ページ サイズの種類\) と [ページ レイアウト] の 2 つのフィールドを使ってレイアウトを構成できます。 

    既定では、レポートを埋め込むたびに、Power BI Desktop で実施した構成が使用されます。カスタム レイアウトを使えば、定義を動的に設定してアプリケーション ページの中でレポートのレイアウトを最適化することができます。セッションの最中に、アプリケーション ページのコンテンツの変化やブラウザーのサイズ変更などの一定のイベントに基づいてレイアウトを変更できます。
     
  • ビジュアル レイアウト。この機能ではシングルビジュアル埋め込みもサポートしています。カスタム レイアウトを使うと、表示するビジュアルを定義したり、そのサイズやキャンバス上の配置を指定したりします。この機能では、ユーザーのセッションが継続している間、キャンバスに置かれているビジュアルの見た目についてあらゆる構成を動的にコントロールすることができます。

    たとえば、アプリケーションの利用者がさまざまな部門に分かれているとしましょう。各部門のために同じレポートやレポートのページをいくつもコピーし、それぞれに変更を加える代わりに、表示するレポート ページは変えずに、ユーザーそれぞれに関係のあるビジュアルだけを表示することができるのです。カスタム レイアウトなら、各ビジュアルの配置を最適化できるので、シームレスなエクスペリエンスが実現します。

このほか、ベースとなるビジュアルをユーザーが選択し、ユーザーが独自にカスタマイズしたレポート ビューを作成することもできます。 カスタム ビジュアルの詳細情報は、こちらを参照してください。

ライブ デモ ツールでは、例とコード スニペットをご用意しています。ライブ デモ ツールをカスタム レイアウトに使用するときは、次の手順に従ってください。

  1. [サンプル レポート] を選択します。
  2. [実行] を選択します。
  3. [対話] タブに移動します。
  4. [Apply custom layout]\(カスタム レイアウトの適用\) までスクロールし、選択します。
  5. [実行] をもう一度選択します。
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