一般提供:Azure Backup により、Azure VM の SQL Server のバックアップに対応したアーカイブ レベルがサポートされるようになりました

お客様は Azure Backup のアーカイブ レベルを利用して、Azure Virtual Machines や Azure Virtual Machines 内の SQL Server のバックアップを、コスト効率の高い方法でより長期間保持できるようになりました。お客様は長期保有 (LTR) ポイントを低コストのアーカイブ レベルに移行するだけでなく、シンプルで統合されたアプローチでアーカイブ レベルからの復元を実行することができます。

この変更に伴い、コンテナーにあるすべてのバックアップ データの行き先である Backup Storage には、Vault-Standard と Vault-Archive の 2 つのレベルが設けられました。お客様のバックアップ データを Vault-Standard から Vault-Archive に移動すると、Azure Backup によって永続的な増分データが完全バックアップに変換されます。その結果、全体の使用 GB 数は増える可能性がありますが、2 つのレベル間の GB あたりの差が大きくなるため、コストは下がります。このバランスをシンプルにするために、Azure Backup では、Vault-Archive レベルに移行して最適な節約を実現できる、推奨復旧ポイント (RP) のセットを提供しています。

復旧ポイントを Azure Virtual Machines のアーカイブ レベルに移行する方法についての詳細をご確認ください。

この機能は、一部のリージョンの Azure 仮想マシンの SQL Server で一般提供が開始され、他のリージョンでも徐々にロールアウトされていく予定です。ただし、残りのリージョンでは、この機能は限定パブリック プレビューにとどまる予定です。また、Azure 仮想マシンのバックアップに対する Vault-Archive レベルのサポートも限定プレビューとなっており、お客様はプレビュー フォームを使用して両方の限定パブリック プレビューにサインアップすることができます。サポートされているリージョンの詳細な一覧については、サポート マトリックスをご覧ください。

Azure Backup 向けアーカイブ レベルは、2021 年 9 月 1 日まで、お客様に対して課金されることはありません。すべてのユーザーは、2021 年 8 月いっぱいまで追加コストなしでこの機能にアクセスできます。料金の詳細については、価格に関するページをご覧ください。