Azure Service Fabric 6.5 リリースの提供開始
公開日: 6月 11, 2019
多くの Azure リージョンにロールアウトされた Service Fabric リリース バージョン 6.5 には、さまざまな新機能、バグ修正、サポート、信頼性とパフォーマンスの強化が含まれています。
最新のお知らせ
- これは、Service Fabric Tools for Visual Studio 2015 がリリースされる最後のリリースとなります。VS 2019 に移行することをお勧めします。
- "ユーザー" コードの暴走からシステム エンティティを保護: バージョン 6.5 以降、システムとノード上のユーザー サービスの間でリソース保護を設定できるようになりました。Service Fabric はユーザー サービスに対して厳格なリソース制限を強制することで、指定した量を超えるリソースがノード上の非システム サービスによって使用されないことを保証します。 この変更も 6.5 リリースで発表されました。詳細については、リリース ノートを参照してください。
Service Fabric 6.5 の新機能
主要な機能を以下に示します。 変更点の詳細な一覧については、リリース ノートを参照してください。
- Service Fabric Explorer を使用して、イメージ ストアにアップロードしたアプリケーションを探索できるようになりました。
- パッチ オーケストレーション アプリケーション (POA) をご使用の場合は、多くの自己診断機能が強化されたリリース バージョン 1.4.0 に移行することをお勧めします。
- お客様が特にオプトアウトしない限り、このリリース以降、EventStore サービスがクラスターに対して既定で有効になります。
- ステートフル サービス向けにレプリカ レベルのサービス ファブリック正常性イベントが追加されました。
- ダウンしているシード ノードの状態をより詳細に確認できるようになりました。
- Service Fabric ステートフル サービスのユーザーは、プライマリ SF クラスターで災害が発生した場合、Service Fabric アプリケーション ディザスター リカバリー ツールを使用することですぐに復旧できます。このツールは、定期的なバックアップおよび復元を使用して、プライマリ クラスターで実行中のアプリケーションのデータをセカンダリに常時同期させます。
- Visual Studio からビルトされた .NET Core アプリケーションを Linux Service Fabric クラスターに発行できるようになりました。
- 新しい Azure Service Fabric Linux クラスターにアップグレードまたは作成した場合、6.5 以降では Azure Service Fabric CLI (sfctl) が自動的にインストールされます
- SFCTL は既定で MacOS/Linux OneBox クラスターにインストールされます