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マイクロソフト オンライン サブスクリプション契約

最終更新: 2019 年 3 月

マイクロソフト オンライン サブスクリプション契約

本マイクロソフト オンライン サブスクリプション契約は、あなたが代理する法人、または、あなたがサブスクリプションの購入もしくは更新に関連して法人を指定しない場合、あなた個人 (以下「お客様」) と、Microsoft Corporation (以下「Microsoft」) との間で締結されるものです。この契約は、以下の契約条件、ならびにお客様のサブスクリプションまたは更新に関するオンライン サービス条件、SLA、およびオファー詳細 (以下、総称して「本契約」といいます) で構成されています。Microsoft がお客様のサブスクリプションを確認した旨の連絡を行った日付、またはお客様のサブスクリプションが更新された日付 (いずれか該当する方) で発効します。主な用語については第 8 条に定義されています。

1. オンライン サービスの利用

a. 使用権。Microsoft は、お客様に対し、オンライン サービスにアクセスしこれを利用する権利、およびサブスクリプションに含まれる本件ソフトウェアをインストールし使用する権利を許諾します。これらについては、本契約に詳細が記載されています。Microsoft は、その他すべての権利を留保します。

b. 許容される使用。お客様は、本契約に従ってのみ本件製品を使用することができます。お客様は、本件製品に関して、リバース エンジニアリング、逆コンパイル、逆アセンブル、または技術的制限の回避を行ってはなりません。ただし、これらの制限にかかわらず、適用される法令で許容されている範囲を除きます。オンライン サービスの利用状況を測定する請求の仕組みを無効にする、改ざんする、またはその他の方法で回避しようとすることは禁止されています。お客様は、本契約またはオンライン サービス条件で明示的に許可されている場合を除き、本件製品またはその一部を、第三者に、または第三者のために、レンタル、リース、貸与、転売、譲渡、またはホストしてはなりません。

c. エンド ユーザー。お客様は、エンド ユーザーによるアクセスを管理し、またエンド ユーザーに本契約に従って本件製品を利用させる責任を負います。例えば、エンド ユーザーに利用規約を確実に遵守させます。

d. 顧客データ。お客様は、すべての顧客データの内容について単独で責任を負うものとします。お客様は、第三者の権利を侵害することなく、またはその他の形でお客様もしくは第三者に対する義務を Microsoft に負わせることなく、Microsoft がお客様にオンライン サービスを提供する上で必要な顧客データに関するすべての権利を確保し、維持するものとします。Microsoft は、顧客データまたはお客様による本件製品の利用に関して、本契約に明示的に定めている場合または適用される法令により義務付けられている場合を除き、いかなる義務も負わず、また今後負うこともありません。

e. お客様のアカウントに対する責任。お客様は、お客様によるオンライン サービスの利用に関連する非公開の認証資格情報の機密性を保つ責任を負うものとします。お客様は、ご自身のアカウントもしくは認証資格情報が不正に使用された可能性がある場合、またはオンライン サービスに関連するセキュリティ インシデントが発生した場合、その旨を速やかにカスタマーサポート チームに通知する必要があります。

f. プレビュー版等のリリース。Microsoft は、プレビュー版等を提供することがあります。 プレビュー版等は、「現状有姿」で、「無瑕疵保証を伴わず」、「提供可能な限り」で提供され、SLA および本契約に定めるあらゆる限定的保証の対象に含まれません。プレビュー版等は、カスタマーサポートの対象外である場合があります。Microsoft は、予告なしに、プレビュー版等を変更すること、またはプレビュー版等の提供を中止する場合があります。また、プレビュー版等を一般公開しない選択をする場合もあります。

g. Microsoft Azure のマネージド サービス。お客様が Microsoft Azure サービスを利用してマネージド サービス ソリューションを提供するには、(1) Microsoft Azure サービスへのアクセス、同サービスの構成および管理を行う唯一の権限をお客様が有すること、(2) 当該マネージド サービス ソリューションに仮想 OSE がある場合に、それに対する管理アクセス権限をお客様が有すること、ならびに (3) 第三者がそのアプリケーションまたは仮想 OSE に対する管理アクセス権限のみを有することが条件となります。お客様は、第三者が本契約の条件に従って Microsoft Azure サービスを利用することについて責任を負うものとします。お客様によるマネージド サービスの提供には、以下の制限 (およびオンライン サービス条件に定めるその他の制限) が継続適用されます。

(i) Microsoft Azure サービスを転売または再頒布してはなりません。

(ii) 複数のユーザーに対し、ユーザー単位で提供されている Microsoft Azure サービスの機能に直接または間接的にアクセスすることを許可してはなりません。

h. 管理者の管理の前提。お客様は、ご自身が所属する組織 (雇用者、学校など) から提供されたメール アドレスを使用してオンライン サービスを個別に注文する場合、その組織の一員としてサブスクリプションに新規登録するためにその組織のドメインを使用する権限を有することを表明するものとします。当該組織は、お客様のメール アドレスに関連付けられたドメインの所有者として、お客様によるオンライン サービスの利用を統制および管理することができるものとします。その場合、お客様の組織の指定管理者 (お客様の「管理者」) は、(i) お客様のアクセス権の変更や削除を含め、お客様のアカウントを制御および管理し、(ii) お客様の通信内容やファイルを含むお客様のデータにアクセスし、そのデータを処理することがあります。Microsoft は、お客様の組織がお客様のサブスクリプションの対象となるオンライン サービスの管理を引き受けたことをお客様に通知する場合がありますが、このような通知を行う義務は負いません。お客様の組織が、お客様によるオンライン サービスの利用を管理している場合、またはお客様のサブスクリプションに関連付けられたテナントを管理している場合、データ主体の請求およびプライバシーに関するお問い合わせは、お客様の管理者に対して行ってください。お客様の組織が、お客様によるオンライン サービスの利用を管理していない、またはそのようなテナントを管理していない場合、データ主体の請求およびプライバシーに関するお問い合わせは、Microsoft に対して行ってください。

i. 共有ディレクトリ データ。お客様が所属する組織 (雇用者、学校など) から提供されたドメインのメールアドレスを使用してオンライン サービスを注文すると、そのオンライン サービスでは、同じメール ドメインを共有するユーザーのディレクトリにお客様が追加されます。お客様のディレクトリ データ (名前、登録日、メールアドレス) は、お客様が所属する組織のメールドメイン内のオンライン サービスの他のユーザーに表示される可能性があります。

j. オンライン サービスで使用する追加ソフトウェア。特定のオンライン サービスへの最適なアクセスおよびその利用を可能にするため、お客様は、当該オンライン サービスの利用に関連して、オンライン サービス条件の記載内容に従って特定の本件ソフトウェアをインストールし使用することができます。Microsoft は、お客様に本件ソフトウェアのライセンスを許諾するものであり、販売はいたしません。お客様の本件ソフトウェアのライセンスを証明するものは、(1) 本契約、(2) 注文確認書、および (3) 支払の証拠です。本件ソフトウェアにデバイス上でアクセスするお客様の権利は、そのデバイスにアクセスするソフトウェアまたはデバイスに Microsoft の特許その他の知的財産を実装する権利をお客様に許諾するものではありません。

2. 購買サービス

a. 利用可能なサブスクリプション オファー。ポータルには、利用可能なサブスクリプション オファーについてのオファー詳細が表示されます。これらのオファーは、一般に、以下のうちの 1 つまたはこれらの組み合わせに分類できます。

(i) コミットメント オファリング。(i) 契約期間中に利用するオンライン サービスの特定の数量を購入すること、および利用前に前払いまたは定期的に支払うことを事前に確約します。Microsoft Azure サービスについては、追加のまたはその他の利用量 (コミットメント数量を超える利用量など) は、従量課金オファリングとして取り扱われる場合があります。契約期間中に利用されなかった確約数量は、契約期間の終了時に失効します。

(ii) 従量課金オファリング (従量課金制ともいいます)。前払いのコミットメントなしで、前月における実際の利用量に基づいて支払います。後払いでの定期払いとなります。

(iii) 限定オファリング。数量限定のオンライン サービスを、期間限定で、無償にて (例えば、無料試用版サブスクリプションや無料アカウントとして)、または他の Microsoft のオファリング (MSDN など) の一部として受け取ります。本契約の価格、解約料、支払およびデータ保持に関する規定は、適用されない場合があります。

b. 注文。

(i) お客様は、サブスクリプションを注文または更新することにより、そのサブスクリプションのオファー詳細に同意したものとみなされます。当該オファー詳細に別段の指定がない限り、オンライン サービスは「提供可能な限り」で提供されます。お客様は、本契約に基づいてお客様の関連会社に注文を発注し、お客様の関連会社にサブスクリプションを管理する管理権を付与することができますが、本契約に基づく注文を関連会社が行うことはできません。また、お客様は、第 1 条 a 項に基づき許諾された権利を第三者に譲渡し、これを当該第三者がお客様の内部事業において行使することができます。お客様が本件ソフトウェアまたはサブスクリプションに関する権利を関連会社または第三者に許諾する場合、当該関連会社または第三者は本契約に拘束され、お客様は、当該関連会社または第三者が本件製品の利用に関連してなした行為に連帯して責任を負うことに同意するものとします。

(ii) オファーによっては、サブスクリプションの契約期間中に注文したオンライン サービスの数量の変更が認められていることもあります。サブスクリプションに加えられたオンライン サービスの追加数量は、そのサブスクリプションの終了時に失効します。お客様が契約期間中に数量を減らした場合、Microsoft は、以下の第 3 条 b 項に記載するとおり、数量の減少分の解約料をお客様に請求することがあります。

c. 価格と支払。支払には期限があり、お客様のサブスクリプションのオファー詳細に従って支払う必要があります。

(i) コミットメント オファリングの場合、価格レベルは、お客様が注文したオンライン サービスの数量に基づくものとなることがあります。オファーによっては、契約期間中に注文したオンライン サービスの数量の変更が認められていることもあり、お客様に適用される価格レベルがそれに応じて調整される場合がありますが、価格レベルの変更は遡及しません。お客様のサブスクリプションの契約期間中、当該サブスクリプションに関するオンライン サービスの価格は、当該サブスクリプションが有効になった時点または更新された時点でポータルに掲載されていた価格から変更されることはありません。ただし、その価格が一時的なものである旨がオファー詳細に明記されている場合には、およびプレビュー版等または Microsoft 以外の製品については、この限りではありません。すべての価格は、サブスクリプションの更新の開始時に変更される可能性があります。

(ii) 従量課金オファリングの場合、価格は通知をもって随時変更される可能性があります。

d. 更新。

(i) お客様のサブスクリプションが更新された場合、本契約は終了し、そのサブスクリプションは以降、そのサブスクリプションが更新された日にポータルに記載されていた契約条件 (以下「更新後の条件」) に準拠するものとします。更新後の条件に同意されない場合は、サブスクリプションの更新を拒否できます。

(ii) コミットメント オファリングの場合、お客様は、サブスクリプションを契約期間満了時に自動更新するか終了させるかを選択できます。あらかじめ自動更新が選択されます。この選択は契約期間中いつでも変更できます。既存の契約期間が 1 暦月よりも長い場合、Microsoft は、契約期間が満了する前に、自動更新についてお客様に通知します。

(iii) 従量課金オファリングの場合、お客様のサブスクリプションは、お客様がそのサブスクリプションを終了させるまで、1 か月ずつ期間を追加して自動更新されます。

(iv) 限定オファリングの場合、更新が認められていないことがあります。

e. 教育機関版、政府機関版、非営利団体版の利用資格。 お客様は、教育機関向け、政府機関向け、または非営利団体向けのオファーを購入する場合、以下のサイトに掲載されているそれぞれの利用資格要件を満たしていることに同意するものとします。

(i) 教育機関向けオファーについては、Microsoft ライセンス関連リソースおよびドキュメントに掲載されている教育機関 (教育行政機関、教育委員会、公立図書館、公立博物館などを含む) 向け要件。

(ii) 政府機関向けオファーについては、Microsoft ライセンス関連リソースおよびドキュメントに掲載されている要件。

(iii) 非営利団体向けオファーについては、Microsoft ライセンス関連リソースおよびドキュメントに掲載されている要件。

Microsoft は、いつでも利用資格を確認し、利用資格要件が満たされていない場合にはオンライン サービスの提供を停止する権利を留保します。

f. 税金。 請求書に税込料金と別途明記されている場合を除き、料金に税金は含まれていません。お客様は、適用される付加価値税、物品・サービス税、売上税、総収入税その他の取引税、手数料、料金もしくは課徴金、または本契約に基づき支払う義務があり、適用される法令に基づき Microsoft がお客様から徴収することが認められている規制上の費用回収割増金、もしくは同様の金額を支払う必要があります。お客様は、適用される印紙税、およびお客様の関連会社への本件製品の頒布または提供に関して発生する税金を含む、お客様が法的に支払う義務のあるその他すべての税金を負担するものとします。Microsoft は、Microsoft の純利益に基づくすべての税金、収入もしくは利益に対する税金の代わりに賦課される総収入税、または Microsoft の財産所有に対する税金を負担するものとします。

お客様が Microsoft に支払うにあたって何らかの税金の源泉徴収が必要となる場合、お客様は、Microsoft に支払うべき金額からそのような税金を差し引き、該当する税務当局に支払うことができます。ただし、Microsoft が外国税額控除または還付を請求する上で正当に要求する、それらの源泉徴収に関する正式な領収書およびその他の書類を速やかに確保し交付することが条件となります。お客様は、源泉徴収される税金を、適用される法令の下で可能な範囲内で、必ず最小限に抑える必要があります。

3. 契約の期間と終了、停止

a. 契約の期間と終了。本契約の効力は、お客様のサブスクリプションの満了、終了、または更新のいずれか最も早い時点まで継続します。

b. サブスクリプションの終了。お客様は、サブスクリプションの契約期間中いつでもサブスクリプションを終了させることができます。ただし、その終了が有効となるには、支払うべき金額の未払分を全額支払う必要があります。

(i) 1 か月のサブスクリプション。契約期間が 1 か月のサブスクリプションは、解約料なしでいつでも終了させることができます。

(ii) 1 か月を超えるサブスクリプション。Microsoft Azure サービスのサブスクリプションが有効になった日または更新された日から 30 日以内に当該サブスクリプションを終了させる場合、払戻は行われず、お客様は当該サブスクリプションの最初の 30 日分の料金を支払う必要がありますが、終了となった当該サブスクリプションの残りの期間については支払う必要がありません。お客様は、Microsoft Azure サービスのサブスクリプションを期間中のその他の時点で終了させる場合、残りの契約期間の料金を支払う必要があり、払戻は行われません。

(iii) 限定オファリング。Microsoft は、契約期間中いつでも、お客様に通知することなく、お客様の限定オファリングのサブスクリプションを直ちに終了させる場合があります。

(iv) その他のサブスクリプション。その他すべてのサブスクリプションについては、お客様が契約期間の終了前にサブスクリプションを終了させる場合、お客様は、1 か月分のサブスクリプション料金に相当する料金を支払う必要があり、また、契約期間の残りの期間について支払ったサブスクリプション料金があればその分の払戻を受けます。ただし、一部未利用の月があっても、その月についての払戻はありません。

c. 停止。Microsoft は、以下の場合、お客様によるオンライン サービスの利用を停止させることがあります。(1) 顧客データへの不正アクセスを防止するために合理的に必要である場合、(2) 第 5 条に基づく侵害の申し立てに対して合理的な期間内に応答しなかった場合、(3) 本契約に基づき支払うべき金額を支払わなかった場合、(4) 利用規約に従わなかった場合、もしくは本契約の他の条項に違反した場合、または (5) 限定オファリングについて、お客様がオファー詳細の記載に従ってオンライン サービスにアクセスしなかったことからサブスクリプションが無効となった場合。これらの事由が 1 つ以上発生した場合の Microsoft の対応は、以下のとおりとします。

(i) 限定オファリングについては、お客様によるオンライン サービス、サブスクリプション、およびお客様のアカウントの利用を、予告なしに直ちに停止させることがあります。

(ii) その他のすべてのサブスクリプションについては、オンライン サービスのうちの必要最小限の部分が停止され、当該条件または必要性が存在する間に限り、その停止が効力を有します。Microsoft は、直ちに停止させる必要があると正当に判断した場合を除き、停止させる前に通知します。また、未払いを理由に停止させる場合は 30 日前までに通知します。Microsoft による停止後 60 日以内に、その停止の理由についてお客様が十分な対応を行わなかった場合、Microsoft は、お客様のサブスクリプションを終了させ、お客様の顧客データを保存期間なしで削除することがあります。また、Microsoft は、お客様によるオンライン サービスの利用が 12 か月間に 2 回を超えて停止となった場合、お客様のサブスクリプションを終了させることがあります。

4. 保証

a. 限定的保証。

(i) オンライン サービス。Microsoft は、オンライン サービスが契約期間を通して SLA の条件を満たすことを保証します。この保証に違反した場合のお客様の救済は、SLA に定めるものに限られます。

(ii) ソフトウェア。 Microsoft は、お客様が本件ソフトウェアを初めて使用した日から 1 年間、該当するユーザー ドキュメントに説明されているとおりに本件ソフトウェアが実質的に動作することを保証します。本件ソフトウェアがこの保証を満たさない場合、Microsoft は、その任意の判断により、お客様の唯一の救済として、(1) 本件ソフトウェアの対価として支払われた代金の払戻、または (2) 本件ソフトウェアの修繕もしくは交換のいずれかの対応を行います。

b. 限定的保証に関する除外事項。この限定的保証は以下の制限に従うものとします。

(i) 法律問題として免責できない黙示の保証、引受または条件は、当該限定的保証の開始から 1 年間存続します。

(ii) この限定的保証の対象には、事故が原因である問題、本契約または Microsoft が公開したドキュメントもしくはガイダンスに沿っていない方法による本件製品の乱用または利用が原因である問題、および Microsoft の合理的な支配を超えた事由に起因する問題は含まれません。

(iii) この限定的保証は、最低システム要件を満たしていないことが原因である問題には適用されません。

(iv) この限定的保証は、プレビュー版等および限定オファリングには適用されません。

c. 免責事項。このような保証を除き、Microsoft は、商品性または特定目的への適合性の保証を含め、いかなる明示、黙示、法定その他の保証もいたしません。これらの免責事項は、適用される法令で認められていない範囲を除いて適用されます。

5. 申し立てに対する防御

a. 防御。

(i) Microsoft は、本件製品が無関係の第三者の特許、著作権もしくは商標を侵害している、または無関係の第三者の営業秘密を違法に使用しているとの申し立てが当該第三者からなされた場合、その申し立てに対してお客様を防御するものとします。

(ii) お客様は、(1) 顧客データ、顧客ソリューション、Microsoft 以外の製品、もしくはお客様が本件製品の利用を通じて直接もしくは間接的に提供するサービスが、無関係の第三者の特許、著作権もしくは商標を侵害しているか、無関係の第三者の営業秘密を違法に使用しているとの申し立て、または (2) 利用規約の違反に起因する申し立てが、当該第三者からなされた場合、その申し立てに対して Microsoft を防御するものとします。

b. 制限事項。第 5 条 a 項に定める Microsoft の義務は、以下のいずれかに基づく申し立てまたは裁定には適用されません。(i) 顧客ソリューション、顧客データ、Microsoft 以外の製品、お客様が本件製品に加えた変更、またはお客様が本件製品を利用する中で提供もしくは利用可能にしたサービスもしくは素材。(ii) お客様による、本件製品と、顧客データ、もしくは Microsoft 以外の製品、データもしくはビジネス プロセスとの組み合わせ、またはこれらのいずれかの価額に基づく損害賠償。(iii) お客様が Microsoft の書面による明示的な同意を得ずに Microsoft の商標を使用したこと、または第三者からの申し立てを理由に Microsoft がお客様に本件ソフトウェアの使用を中止するよう通知した後もお客様が使用したこと。(iv) お客様が本件製品を無関係の第三者に再頒布したこと、または無関係の第三者の利益のために利用したこと。(v) 無償で提供された本件製品。

c. 救済。Microsoft は、第 5 条 a 項目 (i) 項に基づく申し立てにより、お客様による本件製品の利用が禁止となる可能性があると合理的に判断した場合、(i) お客様が本件製品の利用を継続するための権利を取得する、または (ii) 本件製品を修正するか機能的に同等なものに交換し、それより前のバージョンの本件製品を利用するのは中止するようお客様に通知するよう努めます。これらの選択肢が商業的に合理的でない場合、Microsoft は、本件製品を利用するお客様の権利を終了させ、その上で、未行使のサブスクリプション権のために支払われた前払い金があればその金額を払い戻すことができます。

d. 義務。各当事者は、本条に定める申し立てがあった場合、その旨を相手方に速やかに通知する必要があります。保護を求める当事者は、(i) 当該申し立てに対する防御とその解決について相手方の単独の裁量に委ね、かつ (ii) 当該申し立てに対する防御のために相当の支援を行う必要があります。保護を提供する当事者は、(1) 相手方がそのような支援を行うにあたって負担し立替払いした正当な費用を相手方に弁済し、(2) 結果として不利な最終判決が出されるか不利な和解に至った場合にはその裁定額または和解金を支払うものとします。本第 5 条に基づく、防御および判決による裁定額 (または相手方が同意した和解金) の支払に関して両当事者がそれぞれ有する権利は、コモンロー上または制定法上の補償請求権または類似の権利に代わるものであり、各当事者は、そのようなコモンロー上または制定法上の権利を放棄するものとします。

6. 責任制限

a. 制限。本契約の下でのすべての申し立てに対して各当事者が負う賠償責任の総額は、その訴因の発生前 12 か月間に本契約に基づきオンライン サービスの対価として支払われた金額を上限とする直接損害賠償金に限定されます。ただし、いかなる場合も、オンライン サービスに関して当事者が負う賠償責任の総額は、サブスクリプション期間中にそのオンライン サービスの対価として支払われた金額を超えないものとします。無償で提供された本件製品に関して Microsoft が負う賠償責任の金額は、$5,000.00 USD を上限とする直接損害賠償金に限定されます。

b. 免責。いずれの当事者も、収益の逸失、間接的損害、特別損害、付随的損害、派生的損害、懲罰的損害、または逸失した利益、収益、事業の中断、もしくは取引情報の喪失による損害について、たとえ当事者自身がこれらの生じる可能性を知っていたとしても、またはこれらが合理的に予見可能であったとしても責任を負いません。

c. 制限の例外。本条に定める責任制限は、適用される法令で認められている最大限の範囲で適用されますが、(1) 第 5 条に基づく両当事者の義務、および (2) 相手方の知的財産権の侵害には適用されません。

7. 雑則

a. 通知。通知は書面により行う必要があり、宛先での受領日、受取証明書に記載された日付、メールの送信日、または宅配便による配達もしくはファックスによる交付が確認された日付になされたものとして取り扱われます。Microsoft に対する通知は、以下の宛先に送付する必要があります。

Microsoft Corporation

Dept. 551, Volume Licensing

6880 Sierra Center Parkway

Reno, Nevada 89511

USA

お客様に対する通知は、お客様が通知の連絡先としてご自身のアカウントで指定した宛先に送付されます。Microsoft は、お客様にメールその他の電子フォームにより通知その他の情報を送信する場合があります。

b. ライセンスの移転と譲渡。お客様は、Microsoft の同意を得ずに、本契約の全部または一部の譲渡またはライセンスの移転を行ってはなりません。

c. パートナー料金への同意。お客様は、注文をする際、お客様のサブスクリプションに関連付けられた「記録パートナー」を指定する機会が与えられる場合があります。お客様は、直接、または第三者に権限を付与して、記録パートナーを指定することにより、Microsoft が記録パートナーに料金を支払うことに同意したものとみなされます。この料金は販売前サポートのためのものであり、販売後サポートが含まれている場合もあります。この料金はお客様の注文の規模に基づき決定されるものであり、その規模に応じて増加します。オンライン・サービスの料金は、お客様が記録パートナーを指定するか否かにかかわらず一律とします。

d. 無効条項の可分性。本契約の一部が履行強制不能と判断されたとしても、その他の部分は引き続き完全な効力を有します。

e. 権利放棄。本契約のいずれかの条項の履行を強制しなかったとしても、権利を放棄したことにはなりません。

f. 代理関係の不存在。本契約は、代理関係、パートナーシップ、または合弁事業を創出するものではありません。

g. 第三者受益者の不存在。本契約に第三者受益者は存在しません。

h. 適用される法令、裁判地。本契約は、法の抵触に関する原則を考慮せず、ワシントン州法に準拠します。ただし、(i) お客様が米国政府機関である場合、本契約は米国法に準拠し、(ii) お客様が米国の州または地方政府機関である場合、本契約は当該州の法律に準拠します。本契約の履行強制を求める訴訟は、ワシントン州で提起する必要があります。裁判管轄についてのこの選択は、知的財産権の侵害に関して、各当事者が適切な裁判管轄において差し止め命令による救済を求めることを妨げるものではありません。

i. 完全合意。本契約は、その内容事項に関する完全なる合意であり、従前のまたは同時期の通信に取って代わります。本契約の各文書間に矛盾があり、それらの文書においてその矛盾が明示的に解決されていない場合は、降順に、(1) 本マイクロソフト オンライン サブスクリプション契約、(2) オンライン サービス条件、(3) 適用されるオファー詳細、(4) 本契約のその他の文書の優先順位で、それらの条件が適用されます。

j. 存続条項。第 1 条、第 2 条 c 項、第 2 条 e 項、第 4 条、第 5 条、第 6 条、第 7 条、および第 8 条の各条件の効力は、本契約の終了または満了後も存続します。

k. 米国の輸出管理規制。本件製品は米国の輸出管理規制の対象となります。お客様は、米国輸出管理規則、国際武器取引規則、ならびに米国その他の政府が発行したエンド ユーザー、最終用途および仕向地に関する規制を含む、適用される法令をすべて遵守する必要があります。

l. 不可抗力。いずれの当事者も、自己の合理的な支配を超えた原因 (火災、爆発、停電、地震、洪水、激しい暴風雨、ストライキ、通商停止、労働争議、文民または軍事当局の行為、戦争、テロ行為 (サイバーテロを含む)、天災、インターネット トラフィック キャリアの作為不作為、規制機関または政府機関の作為不作為 (オンライン サービスの提供に影響が及ぶ法律または規制の可決などの政府行為を含む) など) による不履行については責任を負わないものとします。ただし、本条は、本契約に基づくお客様の支払義務には適用されません。

m. 契約権限。お客様は、法人の代表者としてこれらの条件を承諾する場合、その団体を代表して本契約を締結する法的権限を自らが有することを表明するものとします。サブスクリプションの購入または更新に関連して、お客様が法人を指定する場合、またはお客様が所属する法人 (雇用者など) から提供されたメール アドレスを使用する場合、その法人は本契約上、当該サブスクリプションの所有者として取り扱われます。

n. 政府機関であるお客様。 政府機関であるお客様は、承諾する前に Microsoft にご相談ください。本契約を承諾することにより、お客様は、適用される法令および政府の調達要件をすべて遵守していること、および今後も継続して遵守することを表明したものとみなされます。

8. 定義

本契約において、「日」とは暦日を指すものとします。

「利用規約」は、オンライン サービス条件に定められています。

「関連会社」とは、当事者が所有する、当事者を所有する、または当事者と共通の所有の下にある法人を意味します。「所有」とは、この定義上、ある法人の 50% を超える持分を支配することを意味します。

「従量課金オファリング」、「コミットメント オファリング」、「限定オファリング」は、それぞれサブスクリプションのオファーのカテゴリを表し、第 2 条で定義されています。

「顧客データ」は、オンライン サービス条件に定義されています。

「顧客ソリューション」は、オンライン サービス条件に定義されています。

「エンド ユーザー」とは、オンライン サービスでホストされている顧客データへのアクセス、もしくはその他の方法によるオンライン サービスの利用をお客様が許可した人、または顧客ソリューションのユーザーを意味します。

「マネージド サービス ソリューション」とは、Microsoft Azure サービスの管理とサポートから成る、お客様が第三者に提供するマネージド IT サービスを意味します。

「Microsoft Azure サービス」は、オンライン サービス条件に定義されています。

「Microsoft 以外の製品」は、オンライン サービス条件に定義されています。

「オファー詳細」とは、ポータルで公開される、サブスクリプションのオファーに適用される価格および関連条件を意味します。

「オンライン サービス」とは、お客様が本契約に基づきサブスクライブする、Microsoft がホストするサービスを意味します。

「オンライン サービス条件」とは、お客様による本件製品の利用に適用される、Microsoft ライセンス使用条件ドキュメントで閲覧可能な条件を意味します。オンライン サービス条件には、本契約に定める条件に付加される、お客様による本件製品の利用に適用される条件が記載されています。

「プレビュー版等」とは、お客様からのフィードバックを得るために Microsoft が提供する、オンライン サービスまたは本件ソフトウェアのプレビュー版、ベータ版その他のプレリリース版または機能を意味します。

「ポータル」とは、Azure portal または Microsoft が指定する代替 Web サイトにある、オンライン サービスの各 Web サイトを意味します。

「本件製品」とは、オンライン サービス (本件ソフトウェアを含む) を意味します。

「SLA」とは、Microsoft のサービス レベル アグリーメント (SLA) または Microsoft が指定する代替サイトで公開される、オンライン サービスの提供またはパフォーマンスに関する Microsoft のコミットメントを意味します。

「本件ソフトウェア」とは、サブスクリプションの一部としてお客様のデバイスにインストールするため、またはオンライン サービスで使用して特定の機能を有効にするために Microsoft から提供されるソフトウェアを意味します。

「サブスクリプション」とは、ポータルで指定された定義済みの契約期間を対象としたオンライン サービスの加入契約を意味します。複数のサブスクリプションを購入することもできます。これらのサブスクリプションは、それぞれ別々に管理することができ、別個の Microsoft オンライン サブスクリプション契約の条件が適用されます。

「契約期間」とは、サブスクリプションの期間 (30 日、12 か月など) を意味します。