Azure VM Image Builder
使いやすいツールで仮想マシン (VM) イメージの構築プロセスを簡素化します。
わずか数ステップでカスタム イメージを作成する
ツール、プロセス、無用な手動手順などを調べる手間を省きましょう。Azure VM Image Builder により、シンプルな手順ですばやくカスタム イメージを作成できます。イメージの構築プロセスを既存の DevOps パイプラインと統合でき、Shared Image Gallery に接続することでイメージを管理できます。
Azure と Azure Stack の既存または新規の構成を使用して、Linux と Windows のカスタム イメージを大規模に作成する
Azure DevOps および Shared Image Gallery と統合して、イメージ ビルド パイプラインとグローバル管理システムを作成する
VM Image Builder を既存の仮想ネットワークに接続して、お客様の構成サーバーとリソースを使用する
イメージ カスタマイズ パイプラインを Azure に移行し、既存のスクリプト、コマンド、プロセスを使用する
カスタム イメージの大規模な配布と管理
Azure VM Image Builder を使用すると、カスタム イメージのセキュリティ (パッチの適用や更新を含む) と完全な制御を確保することができます。既存の仮想ネットワークを接続して、Chef、Puppet、Desired State Configuration (DSC) などの構成サーバーを含む、ルーティング可能なリソース、サーバー、サービスにアクセスできます。Shared Image Gallery と統合することで、イメージの管理とグローバルなレプリケートを簡単に行うことができます。
包括的なセキュリティとコンプライアンスの組み込み
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Microsoft では、サイバーセキュリティの研究と開発に年間 USD10 億を超える投資を行っています。
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Microsoft には、データ セキュリティとプライバシーを専門とする 3,500 人を超えるセキュリティ エキスパートがいます。
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Azure は、他のあらゆるクラウド プロバイダーを上回る数の認定を受けています。包括的なリストをご確認ください。
お客様のニーズに合ったカスタム イメージの作成
お客様の組織の構成、コンプライアンス、規制のニーズを満たすイメージを構築できます。1 つのサービスだけで、既存の構成を使用して、Linux、Windows、Windows Virtual Desktop のカスタム イメージの構築を数分で開始できます。
DevOps パイプラインによる統合と自動化
1 つのコマンドまたは高度な構成をコードとして使用して、Azure で必要に応じてビルド リソースを作成できます。Azure DevOps または他のツールを使用して、VM Image Builder を DevOps パイプラインと接続できます。パッチの適用や更新を含むすべてのタスクを自動化できます。
お気に入りのツールがサポートされたフル マネージド サービス
メンテナンス、VM や他のサービスなどのリソース、サポートについて心配する必要はありません。Azure PowerShell、Azure portal、Azure CLI、Azure Resource Manager テンプレートなど、お好みのツールを使用してイメージの作成を自動化できます。
Azure VM Image Builder は無料
Azure Image Builder は、Linux や Windows のイメージの作成、更新、パッチ適用、管理、運用を効率化する無料のイメージ構築サービスです。
Azure Image Builder を使用すると、このサービスによってリソースがサブスクリプションにデプロイされます。イメージ ビルド パイプラインの実行時に使用した仮想マシンおよび関連するストレージとネットワーク リソースについてのみお支払いが必要になります。
コンピューティングの種類
Azure VM Image Builder では、1 つの vCPU、3.5 GiB RAM を備えたシングル コンピューティング インスタンスの種類が使用されます。将来的には、異なるメモリ量や CPU のバリエーションがお客様に提供される予定です。
お客様には、基礎となるコンピューティング、ネットワーク、ストレージのリソースに対してのみ課金されます。
追加料金
お客様のビルドでデータが転送されたり、他の Azure サービスを使用したりすると、追加料金が発生する場合があります。次に例を示します。
ストレージ
VM Image Builder テンプレートには、スクリプト ファイルや RHEL ISO を保存するための関連ストレージがあり、お客様には Standard LRS ストレージ料金が請求されます。これは、Image Builder テンプレートを削除すると停止されます。
イメージ構築の段階では、Image Builder にはイメージを作成するための一時ストレージが必要です。これはソース イメージの約 2.5 倍のサイズになる可能性がありますが、これはイメージ構築の期間だけです。イメージの構築が完了すると、お客様には作成されたイメージのストレージに対して課金されます。
ネットワーク
イメージを別のリージョンにレプリケートした場合は、ネットワーク エグレスの料金が発生します。
Azure 無料アカウントで使用を開始する
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クレジットがなくなった後に、同じ無料サービスでビルドを続けるには、従量課金制に移行してください。月々の無料使用分を超えた場合にのみ、お支払いいただきます。
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Azure VM Image Builder についてよく寄せられる質問
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Azure VM Image Builder は無料のサービスです。このサービスで使用する基礎のコンピューティング、ストレージ、ネットワーク リソースについてのみお支払いが必要になります。
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通常、ストレージとネットワークを備えた d1_v2 VM が最大で 2 つ必要になります。
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Azure portal、Azure CLI、PowerShell、Azure DevOps を通じて VM Image Builder を使用します。
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Azure VM Image Builder は無料で利用でき、サービス要求の可用性が 99% の SLA と、請求およびサブスクリプション管理サポートが提供されます。VM Image Builder には、 Azure Virtual Machines の SLA が適用されます。
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デプロイされているすべてのイメージ構築リソースは、お客様のサブスクリプションに含まれています。
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Image Builder では複数の設定 オプション が使用可能で、リソースには異なる料金で課金されます。たとえば、イメージの構築には VM が必要ですが、設定に時間がかかればかかるほど、VM の稼働時間も長くなります。
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Azure Image Builder は無料のサービスですが、お客様には基盤となるコンピューティング、ストレージ、ネットワークのリソースにお支払いいただきます。
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最大 2 つの VM です。Standard_d1_v2 は常に、既存の VNET を使用する場合は Standard A1_v2 です。