ナビゲーションをスキップする

Azure Monitor の新しいフル スタック監視機能

9月 24, 2018 に投稿済み

Director of Progam Management, Azure Monitoring & Diagnostics

お客様はアプリケーションが常に稼働していることを求めます。稼働しない場合、インフラストラクチャであれ、コードであれ、すぐに問題箇所を理解し、対処することが非常に重要です。本日、この Ignite Conference にて告知できることをうれしく思っています。監視用のインフラストラクチャ、アプリ、ネットワークの既存機能を 1 つにまとめ、アプリケーションにフル スタックの監視機能を与える統合サービスを作りました。

Azure Log AnalyticsAzure Application Insights が Azure Monitor 内で統合機能としてご利用いただけるようになりました。機能面で削除や妥協がなく、価格設定は同じです。Azure Log Analytics と Azure Application Insights に新しい機能を追加すること、Azure Monitor でこれらのツールを統合することでエンドツーエンドの分析情報を提供することに心躍らせています。監視で培った経験を統合することは重要なマイルストーンであり、DevOps チームと SRE チームに、最新の複雑なアプリケーションに必要な監視機能を与えることになります。

Azure Monitor によるフルスタックの統合監視

 

Azure Monitor によるフルスタックの統合監視

統合監視

メトリック、ログ、アラートは監視の基本支柱です。この数か月の間、Microsoft の監視ツール全体でバックエンドとユーザー インターフェイスの両方に行ってきた変化にお気づきかもしれません。Microsoft の監視ツール全体で 1 つのメトリック、1 つのログ、1 つのアラートが実現しました。今日はそれをお伝えできることをうれしく思います。

  • 1 つのメトリック: 大半の Azure サービスからメトリックが自動的に収集されます。アプリ、VM、コンテナーなど、シナリオ固有のソリューションに合わせてカスタム メトリックを送信したり、追加のメトリックを有効にしたりできます。メトリックはほぼリアルタイムで利用できます。独自の多次元カスタム グラフを作成し、視覚化に利用できます。
  • 1 つのログ: Azure Monitor が Azure の監視、管理、セキュリティ、その他すべてのログの種類からログを収集する中心的プラットフォームになりました。Log Analytics の検索機能とクエリ機能が Azure Portal に直接埋め込まれ、診断、根本原因分析、統計、視覚化に使用したり、その他のその場限りの疑問に答えるために利用したりできます。
  • 1 つのアラート: 今年先行稼働した新しいアラート管理エクスペリエンスが Azure のすべてのリソースで利用できるようになりました。これらのアラートで危機的な状況が事前に通知され、それが是正措置につながることがあります。マルチリソースやマルチ時系列の規則を利用してログベースまたはメトリックベースのアラートを設定したり、通知、統合、自動化のアクション グループを構成したりできます。

リソース グループによるフル スタック、エンドツーエンドの可視性

アプリケーションはしばしば、VM、コンテナー、ストレージ アカウント、データベースなど、さまざまな種類の Azure リソースに依存します。リソース グループを利用してアプリやワークロードを整理しているという話をたくさんのユーザーからいただいたことから、今回、リソース グループ向けの Azure Monitor を発表することになりました。このモニターでは、1 つのビューにすべてのリソースの状態が表示されます。コードであれ、コンテナーであれ、VM であれ、アプリケーションに問題がある場合、リソース グループ ビューでそれをすぐに確認できるはずです。すぐにアラートを確認でき、正常性の問題を確認し、必要に応じて、アプリケーション マップや仮想マシン マップなど、関連する診断ツールに移動できます。

RG Insights

仮想マシン環境のための豊富な分析情報

VM 向け Azure Monitor という新しいプレビュー機能を開始します。この機能では、VM リソース ブレード、Azure Monitor、リソース グループからの正常性、パフォーマンス、依存関係が詳細に表示されます。ワークロードを 1 台の VM で実行している場合でも、大規模に実行している場合でも、リソースが制約されている VM がアプリケーションのパフォーマンスに与える影響を確認できます。

リソースの利用率、接続メトリック、正常性信号、アラートに基づいて、リソースが制約されている VM を簡単に発見し、特定できます。VM 内で、ゲストレベルのパフォーマンス問題を解決したり、CPU、メモリ、ディスク、ネットワークなど、制約されているコア コンポーネントを特定したりできます。マップを利用すると、サービスの依存関係を視覚化し、特定したり、接続エラーを監視したり、影響を受ける VM のクライアントを特定したりできます。  また、PowerShell または Azure Policy を利用し、リソース グループ全体やサブスクリプション全体を簡単にオンボードできるようになりました。

VM Insights

さらに、Azure Monitor の次の新機能もお知らせします。本日、ご紹介できることを喜ばしく思います。

  1. Azure Monitor が、Azure App Service、Azure VM、Azure Kubernetes Service など、ネイティブ Azure リソース ブレードに統合されました。コンテキストから出なくても、メトリック、ログ、アラート、分析情報を直接監視できるようになりました。
  2. Azure Kubernetes Service (AKS) にマルチクラスターの正常性ロールアップ ビューが新しく加わりました。複数のサブスクリプションやワークスペースを対象に情報が表示されます。また、Azure DevOps Projects をデプロイするとき、AKS クラスターを監視できるようになりました。
  3. 仮想ネットワーク内と、ファイアウォールによる制約で保護されたストレージ アカウントへのログインで監視がセキュリティで保護されるようになりました。
  4. 既存の Application Insights での .NET、Java と Node.js のサポートに加え、Python & Go で分散トレースがサポートされるようになりました。
  5. Application Insights で、メトリック ディメンションでほぼリアルタイムのアラートを可能にする事前集計メトリックがサポートされるようになり、サンプリングまたはフィルタリングの使用時でも、高い精度が維持されるようになりました。

Azure Monitor に対する Microsoft の使命は、タイムリーでアクション可能なデータ ドリブンの分析情報を通じて、成功をもたらすアプリケーション サービスを配信する力を組織に与えることです。本日のサービス開始は、この過程において重要なマイルストーンの 1 つです。Azure Monitor については心躍らせています。最新のクラウド アプリケーションを監視する上で日々、新しい課題に直面します。Azure Monitor はその解決を支援するものと自負しています。Azure Monitor の詳細と手引きはこちらでご覧いただけます。