一般提供:Azure Red Hat OpenShift

2019年5月7日 に投稿済み

Distinguished Engineer, Microsoft Azure

Red Hat Summit 2018 で、Scott Guthrie 氏とともに Azure の新しいマネージド OpenShift をデモンストレーションする機会に恵まれました。これは、Red Hat とのパートナーシップにより、私たちが Azure プラットフォームに組み込んだものです。この Red Hat Summit 2019 で、このコラボレーションの成果がついに一般提供されるようになったことをお知らせします。これは、企業にとって最重要な運用ワークロードに OpenShift を使用できるようになったことを意味しています。皆様の成功を支援するため、Red Hat と Microsoft の両者がこのサービスをサポートいたします。

このパートナーシップの強みは、Red Hat Enterprise Linux 向けのジョイント サポートを協力して開発したことが土台になっています。その作業を通して得た知識と成長により、両者が協力することで独自の顧客価値を企業に提供できることが明らかになりました。これは、ユーザーがさらに多くのことを達成できるようにする力がオープンソースにあることをはっきり示すものです。Azure Red Hat OpenShift で作業をする際は、クラスターの OpenShift コンポーネントに関するサポートが必要か、基盤となるインフラストラクチャに関するサポートが必要かに関係なく、Red Hat と Microsoft の専門家からなる 1 つに統合されたサポート チームが、お客様のビジネスのデジタル トランスフォーメーションを理解し、首尾よく加速していくために、皆様と一緒に共同で作業をしているということを確信していただけます。また、ハードウェアからソフトウェアに至るまで、企業データとユーザー データ両方のセキュリティとプライバシーを保証する堅牢かつ準拠した方法で、サービスが実行されていることを確信して運用していただけます。

Azure Red Hat OpenShift:更新

昨年の Summit でのお知らせをご存じない方のために申し上げると、Azure Red Hat OpenShift とは、Azure コントロール プレーンに緊密に統合された Red Hat OpenShift のフル マネージド実装のことです。これは、クラスターを Azure portal で Azure コマンド ライン ツールを使用して作成したり、独自のカスタム コードをプログラミング言語 SDK を使用して作成したりできることを意味しています。また、クラスターの作成、スケーリング、アップグレード、削除を、既存のツールや CI/CD パイプラインにシームレスかつ簡単に統合できるようになります。

Azure Red Hat OpenShift は、パブリック クラウドの独自ソリューションで、Microsoft と Red Hat の両方から 24 時間 365 日プロアクティブな管理とサポートを受けられる、最良の OpenShift を提供します。このサービスの一般提供は、Microsoft と Red Hat が協働することで、エンタープライズ ソフトウェアの要件の範囲内であっても、エンタープライズ ソフトウェアの開発がどれほど迅速で信頼性の高いものになりうるかを示すものになるでしょう。

管理と統合の簡略化

これは、フル マネージド サービスであるため、管理が必要な VM は存在しません。パッチ、アップグレード、修復、ディザスター リカバリーはすべて、サービスの一部として自動的に処理されます。この管理により、アプリケーション DevOps チームはアプリケーションの運用に注力でき、基盤となるインフラストラクチャに気を散らされることがなくなります。また、Azure Active Directory などの核となるセキュリティ技術は、OpenShift の Kubernetes ベースのコントロール プレーンに自動的に統合されるので、2 要素アクセスや地理的な場所などに関するエンタープライズ ポリシーすべては、クラスターにソフトウェアをデプロイして管理しているユーザーに対して自動的に適用されます。

さらに、クラウド ネイティブはさまざまな要素が関係する長い行程なので、Azure Red Hat OpenShift は既存の仮想ネットワークとも簡単に統合して、コンテナーに移行していない VM ベースのインフラストラクチャや、仮想ネットワーク サービス エンドポイントをサポートする Azure サービスにも接続できます。ExpressRoute や VPN を経由して、オンプレミスで実行されているデータベースやサービスに接続することさえできます。

今後の展望

クラウド ネイティブや Kubernetes と同様に、Azure Red Hat OpenShift は終着点ではなく長い行程の途上です。このサービスの一般提供は開始されましたが、プライベート クラスター、保存時の暗号化用 BYOK (bringing your own key)、証明書ローテーション、Windows Server コンテナーの統合など、さらに多くの機能をサポートできるようにチームとして鋭意取り組んでいます。UserVoice でフィードバックをお寄せください

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