SQL ワークロードに Azure を選ぶ企業が増えています。その理由は簡単です。Azure SQL Database は、エバーグリーン (パッチやアップグレードが不要) のデータベース サービスであり、ミッション クリティカルなワークロードに対するイノベーションと高信頼性において確固たる実績を誇ります。しかし、比類なきイノベーションを実現するだけでなく、お客様に最高のコスト パフォーマンスを提供することも重要です。コスト パフォーマンスの面でも、SQL Database が突出しています。
ミッション クリティカルなワークロードに優れたコスト パフォーマンスで対応し、業界をリードする SQL Database
独立調査機関 GigaOm は先日、Azure SQL Database と AWS RDS 上の SQL Server について、スループット パフォーマンスのテストに関する調査結果を公開しました。SQL Database はミッション クリティカルなワークロードの対応においてコスト パフォーマンスに優れており、AWS RDS のコストと比較すると最大 86% 低くなることがこの調査で明らかになりました。1
上の画像は、GigaOm レポートに掲載されているコスト パフォーマンスの比較です。コスト パフォーマンス メトリックは、価格をスループット (1 秒あたりのトランザクション、tps) で割った値です。値が低いほどパフォーマンスが優れていることを示します。
H&R Block などのお客様は、オンプレミス エクスペリエンスを簡単に Azure に拡張し、新たなレベルのパフォーマンス、スケーラビリティ、柔軟性を活用できるようになりました。
「SQL Database Managed Instance を使用することで、最小限の技術的な再構築を行うだけで、既存のワークロードをスムーズに Azure に移行できるようになります。すべてのアプリケーションのターゲット アーキテクチャが Azure SQL Database に用意されているため、ゾーン認識およびスケール アップ/ダウンの機能を充分に活用できます。これにより、季節的業務での需要の変化に最適なコストで対応できます」 - Sameer Agarwal 氏(H&R Block、Enterprise Data Analytics、Manager)
クラウドを採用してデータ ワークロードを移行するにあたって、Azure SQL Database サービスはコスト効率に優れたソリューションです。最大 212% の投資収益率を実現し、回収期間はわずか 6 か月です。Microsoft Azure SQL Database Managed Instance の Total Economic Impact™ によると、SQL ワークロードを Azure に移行することで総合的にコスト削減を実現できるとのことです。
イノベーションによりミッション クリティカルなワークロードに対する限りないスケールとパフォーマンスを実現
確固たる実績を誇る弊社のイノベーションは、市場のトレンドに伴って進化し、25 年以上にわたって改良を続けてきた SQL Server エンジンをベースに築かれています。これにより、オンプレミス、クラウド、エッジにわたって、最も包括的で一貫したアクセス性が実現されています。弊社はここ最近、SQL Server のオンプレミス アプリケーションとの最高度の互換性、アプリケーション拡大に対する制限の排除、組み込み型のインテリジェンスによる生産性の大幅な向上に対して投資を行ってきました。
SQL Database Hyperscale が実現する無制限のスケールは他のクラウド プロバイダーのはるか先を行きます。無制限のサイズとスケールによって、現代のアプリケーション開発でのリソースの制約を打開します。Hyperscale は、ほぼ一瞬で終わるバックアップ機能と、数分以内に数百 TB のデータベースを復元できる機能によって、非常に大規模なワークロードによく見られる問題を排除します。いまや、ストレージ サイズによる制限を受けることなく、アプリケーションの成長可能性を大幅に拡大できるようになりました。
組み込み AI によってデータベースをオートパイロット化することができます。また、数百万台のデータベースでトレーニングされた機能が備わっており、パフォーマンスとセキュリティの最適化を実現します。アプリケーションを実行すると、データベースがアプリケーション独自のパターンを継続的に学習し、状況に応じてパフォーマンスをチューニングするため、信頼性とデータ保護性能が自動的に向上します。自動チューニングや Advanced Data Security などの機能が 24 時間 365 日稼働しているため、お客様はデータベースの管理に手を煩わせることなく、ビジネス運用に集中できます。
「Azure SQL Database は、管理の労力が最小限で済むうえに、当社の用途に欠かせないスケーラビリティを備えています。レコメンデーション エンジンと Query Performance Insight による "インテリジェント パフォーマンス" 監視機能は、まるでデータベース管理者が社員として 24 時間 365 日、データベースを監視して最適化してくれるかのようです。まさに最高のソリューションを手に入れることができました」Cezar Nasui 氏 (Centris、Operations and Special Projects、Director)
SQL Database は、エンタープライズ レベルの信頼性を、業界最高水準の最大 99.995 パーセントの可用性保証で提供します。また、リレーショナル データベース サービスで業界唯一となる、100 パーセントのビジネス継続性 SLA も提供しています。Always On テクノロジを使用した組み込みの高可用性も備わったこれらの保証は、お客様のデータを確実に保護し、中断を伴うイベントに直面した場合にもビジネスが依存するアプリケーションやプロセスの実行を継続する、という弊社のコミットメントを表しています。
Azure で SQL を始めましょう
SQL データベースは Azure 上で最も威力を発揮します。SQL Server データベースを安全に保護し最新の状態を保つお客様にとって、Azure は合理的な選択肢であると言えます。SQL Server が Azure 上で最も威力を発揮する理由について詳しくご覧ください。無料トライアルもご用意しております。
1コスト パフォーマンスの内容は、2019 年 8 月に Microsoft が委託し、GigaOm が実施した調査に基づきます。本調査のコスト パフォーマンスの比較は、Business Critical サービス レベルでの第 5 世代 Azure SQL Database (単一、80 vCore) と AWS RDS の SQL Server (db.r4.16xlarge クラス) を比較しています。ベンチマークのデータは GigaOm Analytic Field Test から取得されています。これは、業界標準として評価されている TPC Benchmark™ E (TPC-E) に由来するもので、読み取り専用トランザクションと更新を集中的に行うトランザクションの組み合わせが基になっており、複雑な OLTP アプリケーション環境で見られるアクティビティに対してシミュレーションを行うものです。コスト パフォーマンスは GigaOm により計算されています。クラウド プラットフォームを継続的に 3 年間実行するコストを、1 秒間のスループットあたりのトランザクション数で割ったものです。価格は、2019 年 8 月の時点で公開されていた米国価格設定 (Azure SQL Database は米国東部、AWS RDS は米国東部オハイオ州) に基づきます。コスト パフォーマンスの結果は構成により異なります。詳細については、GigaOm Analytic Field Test をご覧ください。実際の結果と価格は、構成とリージョンにより異なる場合があります。