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LSv2 シリーズ Azure Virtual Machines の一般提供開始に関するお知らせ

2月 1, 2019 に投稿済み

Principal Program Manager, Azure Virtual Machines

お客様の多大なご協力のおかげでプレビュー版の提供を成功裏に終えることができました。ここに正式に LSv2 シリーズ Azure Virtual Machines (VMs) の一般提供を開始することをお知らせいたします。2018 年後半に実施された LSv2 シリーズ VM のプレビュー版には、世界中のさまざまな業種のユーザーがご参加くださいました。

概要

LSv2 シリーズは、直接マッピングを使用した、高スループットで低遅延のローカル NVMe ストレージを特長としています。LSv2 VM は、2.55 GHz の全コア ブーストが可能な AMD EPYCTM 7551 プロセッサで実行されます。Lsv2 シリーズの VM には、同時マルチスレッド対応の vCPU 8 個から 80 個までのさまざまな構成が用意されています。各 VM は、メモリ 8 GiB と、vCPU 8 個あたり 1.92 TB NVMe SSD M.2 デバイス 1 個とを備え、最大で、vCPU 80 個の L80s v2 で 19.2 TB (10 X 1.92 TB) を使用できます。

対象のワークロード

Lsv2 シリーズは、ビッグ データ アプリケーション、SQL データベースや NoSQL データベース、データ ウェアハウス、大規模なトランザクション データベースなど、高スループット、高 IOPS を必要とするワークロードに最適です。例としては、Cassandra、MongoDB、Cloudera、Redis などがあります。一般に、大規模なインメモリ データベースが有効なアプリケーションは、これらの VM に適しています。

Microsoft は、お客様の潜在価値を最大化するために、AMD と緊密に協力してきました。

「現代の IT 企業向けに一から設計されたため、Microsoft Azure Lsv2 VM インスタンスの特長である AMD EPYC™ 7551 プロセッサは、サーバー プロセッサとしては現代最高のコア数、並外れたメモリ容量と帯域幅、驚異的な I/O 密度を有しています。これらを Azure の強みと組み合わせれば、インメモリ データベースやビッグ データなどのワークロードに最適な環境を構築できます。Microsoft Azure は、AMD EPYC プロセッサをデプロイした最初のグローバル クラウド プロバイダーであり、このパートナーシップを継続して、2019 年にはこれまでよりさらに高い性能を実現したいと考えています。」

- Daniel Bounds 氏、AMD 社、データセンター ソリューション担当シニア ディレクター

パフォーマンス

プレビュー版の結果を基に、Lsv2 シリーズ VM を最適化して、ローカル NVMe ディスクの性能を最大限に引き出すことに成功しました。この性能レベルを実現できたのは、Azure Marketplace で提供している Windows Server 2019 on Azure、および Canonical 社の最新の Ubuntu 18.04 リリースと 16.04 リリースを最適化したおかげです。2019 年は、1 年を通して Lsv2 シリーズ向けに最適化された Linux ディストリビューションを Azure Marketplace に追加していく予定です。今後の更新に関しては、「ストレージ最適化済み仮想マシンのサイズ」を参照してください。

利用できる構成およびリージョン

Lsv2 シリーズ VM には次のサイズが用意されています。

サイズ vCPU の数 メモリ (GiB) NVMe ディスク NVMe ディスク スループット (読み取り IOPS/MBps)
L8s_v2 8 64 1 X 1.92 TB 340,000 / 2,000
L16s_v2 16 128 2 X 1.92 TB 680,000 / 4,500
L32s_v2 32 256 4 X 1.92 TB 1,400,000 / 9,000
L64s_v2 64 512 8 X  1.92 TB 2,700,000 / 18,000
L80s_v2 80 640 10 X 1.92 TB 3,400,000 / 22,000

性能レベルは、ワークロード、構成、オペレーティング システムの選択などによって異なります。たとえば、VM に 19.2 TB の NVMe が直接接続されている L80s_v2 では、WS2019 の場合は最大 3.7 M 読み取り IOPS、Ubuntu 18.04/16.04 の場合は最大 3.6 M 読み取り IOPS を実現できます。詳細については、Ignite 2018 の「Inside Azure datacenter architecture with Mark Russinovich」(Mark Russinovich 氏が解説する Azure 内部のデータセンター構造) をご覧ください。

次の地域で Lsv2 シリーズの提供を開始します:米国東部、米国東部 2、西ヨーロッパ、東南アジア。2 月に米国西部 2、4 月に北ヨーロッパなど、今後数か月の間にさらに多くの地域で、これらの新しい VM の提供を開始する予定です。

次の手順

Lsv2 シリーズの詳細については、「ストレージ最適化済み仮想マシンのサイズ」をご覧ください。 Lsv2 シリーズの VM は、WindowsLinux のどちらでも、従量課金制、低優先度、および 1 年または 3 年の予約インスタンス (RI) 価格をサポートしています。

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