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Azure App Service エンジニアリング チームでは、当社のプラットフォームにおけるアプリケーションの効率性と全体的なパフォーマンスの向上に絶えず務めています。本日、Windows Server 2019 コンテナーがパブリック プレビューとしてサポートされたことを発表します。

このようにサポートが拡張されたことにより、お客様の効率性は明確に向上します。

  • コンテナー サイズが減ったことで、ご利用の App Service プランでより多くのアプリケーションやスロットを実行できるため、コスト効率が向上します。たとえば、Windows Server Core 2019 LTSC ベースのイメージは 4.28 GB となり、11 GB であった Windows Server Core 2016 LTSC イメージと比べて実に 61 パーセントの減少となります。
  • コンテナー イメージが小さくなったため、アプリケーションをより迅速に起動できるという利点も得られます。

コンテナー ホストは Windows Server 2019 をサポートできるように更新されました。これは、以下に基づいて Windows コンテナーをサポートできることを意味します。

  • Windows Server Core 2019 LTSC
  • Windows Server Nano 1809
  • Windows Server Core 2016 1803
  • Windows Server Core 2016 1709
  • Windows Server Core 2016 LTSC

Windows コンテナーのサポートは、米国西部、米国東部、西ヨーロッパ、北ヨーロッパ、東アジア、オーストラリア東部の各リージョンで提供されます。現在、App Service Environment では Windows コンテナーがサポートされていません。

新しい、キャッシュベースのイメージによるアプリ起動時間の短縮

App Service では複数の基本イメージがキャッシュされるため、アプリケーションの起動時間を高速化できるように、お使いのコンテナーの基盤としてこれらのイメージを使用することをお勧めします。非キャッシュ ベースのイメージを使用するとアプリケーションの起動に時間がかかりますが、お客様は無料で独自の基本イメージを使用できます。

.NET Framework アプリケーションを展開しているお客様は Windows Server Core 2019 長期サービス チャネル リリースに基づく基本イメージを選択する必要があります。また、.NET Core アプリケーションを展開しているお客様は Windows Server Nano 1809 に基づく基本イメージを選択する必要があります。

キャッシュされた基本イメージ:

  • mcr.microsoft.com/dotnet/framework/aspnet:4.7.2-windowsservercore-ltsc2019
  • mcr.microsoft.com/windows/nanoserver:1809

関連資料

皆様のご意見をお待ちしております

Azure App Service で Windows コンテナーがサポートされたことにより、Windows プラットフォームで実行されるエンタープライズ レベルの Web および API アプリケーションをビルド、移行、展開、スケーリングする方法がさらに多彩になります。Microsoft ではパブリック プレビュー中にさらに多くの機能を追加する予定です。一般提供に向けて、皆様からのフィードバックを心よりお待ちしております。

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