Azure Stream Analytics と Power BI の一般提供

4月 21, 2016 に投稿済み

Program Manager, Azure Stream Analytics

本日、Azure Stream AnalyticsPower BI の統合が一般提供となったことを発表いたします。この機能により、デバイス、センサー、インフラストラクチャ、さらには自社のビジネス アプリケーションから取り込んだストリーミング データを表示する、インタラクティブなリアルタイム ダッシュボードを作成することができます。

リアルタイム ダッシュボードのメリット

データは至る所にあります。その場所は日々凄まじい勢いで増え続けており、そこから受け取ったデータをビジネスの洞察に変え、より迅速に反応しなければならないというプレッシャーもまた日々膨れ上がっています。

想像してみてください。あなたが管理する複数台の冷蔵車が、港で水揚げされたばかりの新鮮な魚を全国の市場に運んでいます。そのうち 1 台の空調設備が故障して車内の温度が上昇しているとしたら、その異変にいち早く気づいて対応したいと思うでしょう。

これまで、データからこの種の洞察を引き出してダッシュボードに表示できるようにするシステムを構築するには、最初にデータを取り込んで処理し、何らかのデータベースに格納してから、このデータベースを継続的にポーリングして自作の顧客ダッシュボードにデータを表示するカスタム アプリケーションを作成する必要がありました。もちろん、これは不可能なことではありませんが、トラックいっぱいの魚を腐らせたくなければ、この情報を数分ではなく数秒以内に、しかも複雑な処理を行うことなく取得する必要があります。

リアルタイム ダッシュボードには、ビジネスにとって最も重要なメトリックがライブで表示されるので、迅速に分析して行動に移すことができます。

冷蔵車の車内温度の監視から、毎時のパフォーマンス メトリックの追跡によるセールス チームやマーケティング チームの生産性向上まで、リアルタイム ダッシュボードは増え続ける現実世界のシナリオにビジネス価値をもたらします。

Stream Analytics を選ぶ理由

Azure Stream Analytics は、フル マネージドでコスト効率に優れた Azure サービスです。SQL に似たシンプルな言語を使い、移動中のデータに対してリアルタイムのストリーム処理を行うことができます。Stream Analytics では、Azure Event Hubs や Azure IoT Hubs などの多数の入力コネクタを利用できるので、大規模なデータも簡単に取り込むことができます。Stream Analytics ジョブを使えば、一時的なウィンドウでストリーミング データを集計、フィルタリング、グループ化することも可能です。その後、SQL DB や DocumentDB を始めとする多数のダウンストリーム データベースやシステムを接続し、解析計算の結果を保持することができます。

本日の発表とともに、新たな出力コネクタとして Power BI コネクタを追加し、ライブ ダッシュボードにデータを直接ストリーミングできるようにしました。これにより、最も重要なビジネス メトリックに対する待機時間や反応時間が大幅に削減されます。これまでに何百ものお客様にパブリック プレビューをご利用いただき、センサー、ビジネス アプリケーション、ソーシャル メディア、ユーザー ログなどのデータを視覚化してきました。 今回、この統合がすべてのお客様にご利用いただけるようになりました。

下のビデオでは、リアルタイム ダッシュボードへのデータのストリーミング機能を活用した事例をご紹介しています。

使用を開始するには

この機能の使い方を自分のペースで学びたい場合は、「Stream Analytics と Power BI」のチュートリアルをご利用いただけます。ここでは、Azure Stream Analytics ジョブの出力として Power BI を使用して、独自のカスタム ビジネス インテリジェンス ツールを作成する方法を学習できます。

次のステップ

今回の統合により、お客様のビジネスやリアルタイム ダッシュボードにとって、ワクワクするような新しい機能が数多く生み出されていくことを期待しています。新機能のご要望などがございましたら、User Voice ページからフィードバックをお寄せください。

Microsoft Azure や Stream Analytics を始めてご利用になるお客様は、Azure の無料使用版アカウントにサインアップして、最初の Stream Analytics ジョブを作成していただけます。

サポートが必要な場合やご不明な点がある場合は、MSDN または Stackoverflow フォーラムを通じて、または電子メールで直接プロダクト チームにお問い合わせください。

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