Visual Studio Code 用の新しい拡張機能 Deploy to Azure

2020年3月18日 に投稿済み

Senior Program Manager, Microsoft Azure

DevOps 手法を採用している組織やチームは、高品質なコードを提供する能力を着実に向上させています。またリリース サイクルも短縮させ、究極的には社内、社外を問わず、利用者の満足度を向上させています。継続的インテグレーションと継続的デリバリー (CI/CD) は DevOps を支える柱の 1 つであり、アプリケーションの自動的なビルド、テスト、およびデプロイによって成立します。しかし完全な CI/CD パイプラインの構成は、複雑なタスクになる場合があります。

このたび、マイクロソフトは Visual Studio Code (英語) 用の拡張機能 Deploy to Azure (英語) の提供開始についてお知らせします。この新しい拡張機能を使うと、Visual Studio Code で作業している開発者はエディタを離れることなく、アプリをシームレスに作成、ビルドし、そのままクラウドへデプロイできます。

拡張機能 Deploy to Azure

拡張機能 Deploy to Azure は、GitHub Actions (英語) Azure Pipelines のどちらとも連動します。アプリのビルドと Azure によるクラウド展開をする CI/CD パイプライン定義を自動生成することで、開発者を支援します。ユーザーは拡張機能 Deploy to Azure を使って、ローカル システム、Azure Repos、または GitHub にあるアプリケーション コードをデプロイできます。将来的に、マイクロソフトはサポート対象を他の Git リポジトリにまで拡大する予定です。

ユーザーはこの拡張機能を使って、毎回のコードのプッシュに対して CI/CD パイプラインを構成できます。この機能が提供する、全面的なカスタマイズが可能な自動生成の CI/CD パイプラインは、GitHub Actions 用あるいは Azure Pipelines 用にフォーマットされた YAML ファイルで定義されています。この YAML ファイルにはビルドとリリースのタスクが事前に設定されています。開発者は必要に応じて、このタスクを編集することもできます。

またワークフロー内では、Azure Pipelines と GitHub が Azure 関連やリポジトリ関連の適切な構成で設定されます。ユーザーがシステム間の接続について心配する必要はありません。

インストールして使用する

拡張機能 Deploy to Azure は Visual Studio Code Marketplace (英語) から無償でダウンロードできます。インストールが終わったら、コマンドパレット (Ctrl + P または Cmd + P) > Deploy to Azure: Configure Pipeline から起動できます。

Deploy to Azure のアニメーション解説

パイプライン作成ワークフローが起動されると、この拡張機能はユーザーのアプリケーションのコードを調べ、プロジェクトに最適化されたパイプラインを生成します。

この Visual Studio Code の拡張機能 Deploy to Azure の初回リリースでは、Node.js ベースのアプリを Azure App Service または Azure Functions App にデプロイするパイプラインの生成をサポートしています。また、任意のコンテナー化された (Dockerfile の用意された) アプリケーションを Azure Kubernetes Service にデプロイするケースにも対応しています。

マイクロソフトでは、Python をはじめとするその他の言語に向けたワークフロー作成や、他の Azure リソースに向けたデプロイへの対応を進めています。さらに、他の Git リポジトリ プロバイダーに向けたサポートも展開する予定です。現在利用できる GitHub と Azure Repos に加え、BitBucket などのロケーションに置かれたソース コードへの対応も進めています。

他の Git リポジトリ プロバイダーに向けたサポートも展開する予定です。現在利用できる GitHub と Azure Repos に加え、BitBucket などのロケーションに置かれたソース コードへの対応も進めています。

さあ始めましょう

この拡張機能は、すぐにインストール (英語) して使用できます。インストールが終わったら、ご自身のアプリケーションに CI/CD パイプラインを追加し、クラウドへの継続的なデプロイを実現しましょう。

この拡張機能についてのご意見をお知らせください。お客様のワークフローにおいて、この機能はどのように役立っているでしょうか。お客様のエクスペリエンスを向上させるために、マイクロソフトに何かできることはありますか。GitHub のプロジェクト ページ (英語) からご連絡ください。