Azure App Service on Linux 用の組み込み Python イメージのパブリック プレビューについて正式にお知らせします。これは、お客様からたくさんのリクエストをいただいていた機能です。開発者は、クラウドの Linux オペレーティング システム上で動作するフルマネージド環境への Python Web Apps のデプロイを今すぐ開始することができます。
この新しいプレビュー ランタイムが、増え続ける Azure App Service on Linux サポート対象スタックのリストに加わります。このリストには、Node.js、.NET Core、PHP、Java SE、Tomcat、Ruby も含まれます。Python 3.7、3.6、近日中には 2.7 も選択できるので、開発者はすぐに利用を開始し、Django や Flask などの Python アプリケーションをクラウドにデプロイして、Azure App Service on Linux のすべての機能を活用できます。これには、git push を使ったデプロイのサポートに加えて、macOS、Linux、および Windows 用の無料のオープン ソース エディターである Visual Studio Code を使用したライブ アプリケーションのデプロイおよびデバッグ機能が含まれます。
App Service on Linux 上で Python の公式イメージを使用する場合、プラットフォームは requirements.txt ファイルで指定されている依存関係を自動的にインストールします。また、プラットフォームは Flask アプリケーションと Django アプリケーションの共通構造を検出し、gunicorn を使用してそれらをホストして、Azure DB for PostgreSQL に接続するのに必要なモジュールを格納します。
Azure App Service on Linux の基になるインフラストラクチャは、一般公開 (GA) されて既に 1 年以上になりますが、Python 用のランタイムは今回がパブリック プレビューでのリリースとなり、GA は数か月後を予定しています。組み込みイメージの使用に加えて、Python 開発者は、Web App for Containers 上のカスタム Docker コンテナーを使用してアプリケーションをデプロイすることもできます。
Azure と Visual Studio Code 上の Python に関する詳細
Django Software Foundation のフェローであり、Django プロジェクトのメイン管理者でもある Carlton Gibson 氏が、Visual Studio Code、Azure、および Azure DevOps 上での Python と Django の使用方法に関するビデオ シリーズのために、マイクロソフトのデベロッパー アドボケイトである Nina Zakharenko 氏に協力してくださいました。
詳細な手順については、Microsoft + Open Source ブログでご確認いただけます。
次の手順
- Azure CLI を使用して App Service on Linux 上で Python を試してみる。
- Visual Studio Code を使用してみる。
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