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Azure と Azure Stack を使用する Java 開発者は、OpenJDK の Azul Systems Zulu Enterprise ビルドを使用することで、追加のサポート コストを払うことなく、運用 Java アプリケーションを構築して実行できます。現在、Java アプリをオンプレミスまたは他の JDK で実行している場合は、Azure 上の Zulu に移行して、サポートとメンテナンスを無料にすることをお考えください。Azure 上の Java に関するページですぐにお試しください。 

  • Microsoft は、Azul Systems との新しい戦略的パートナーシップにより、Java SE との完全な互換性を備え、完全準拠した商用ビルドを、Microsoft Azure 上の Java 開発者が利用できるようにしています。
  • Azul Systems は、Java SE 7、8、11 以降の Java のすべての長期サポート (LTS) バージョンに対し、Microsoft Azure 向けの OpenJDK の完全にサポートされた Zulu Enterprise ビルドを提供します。詳細については、Azul のプレス リリースに関するページをご覧ください。
  • この新しい Java オファリングは、四半期ごとのセキュリティ更新プログラムとバグ修正、および必要に応じて重要なアウトオブバンドの更新プログラムと修正プログラムを組み込むことで、Azure ベースの Java のデプロイから心配事がなくなるように設計されています。

Java SE 環境では、リリースの周期とサポートの利用可能性が変化しています。2017 年 9 月、Oracle は、Java SE 8 については 2019 年 1 月、Java SE 11 については 2019 年 3 月までに、無料のパブリック セキュリティ更新プログラムおよびプラットフォームのバグ修正を終了することを発表しました。心配することはありません。

Microsoft は、パフォーマンスやコストに悪影響を与えることなく、Azure 上でアプリの構築とスケーリングを行うために必要なすべてのものを Java 開発者が利用できるようにすることを再確認します。Azure のお客様は、サードパーティによって新しく導入される予定外の Java SE サブスクリプション料金を払うことなく、Java アプリに対するセキュリティ更新プログラムとプラットフォームのバグ修正を手に入れることができます。

Microsoft は、Java 開発者が Java 7 および 8 をこれからも引き続き何年にもわたって使用することを理解しています。それを受けて、Microsoft は Azul Systems と協力し、多くの開発者が抱いている漠然とした不安に対するシームレスな対処を提供することにしました。Azure を使用する Java 開発者は、自分のペースで安心して新しいバージョンの Java に移行できます。

Azure 上の Java 開発者には、Java SE 向けの運用更新プログラムの提供が継続され、これには Java SE 7、8、11 の長期にわたるセキュリティ修正プログラムとバグ修正が含まれます。Microsoft はこれを、Azul との戦略的パートナーシップを通じて提供しています。

「弊社は、5 年以上にわたり、OpenJDK の認定ビルドを Microsoft に提供してきました」と、Azul Systems の社長兼 CEO である Scott Sellers 氏は語っています。「今日の発表のように、弊社は Microsoft とのパートナーシップを継続し、完全にサポートされた Zulu Enterprise のビルドを、Azure ベースの Java 開発者のコミュニティに対し、開発と運用どちらについても追加コストなしで提供します。」

Azul の OpenJDK の Zulu Enterprise ビルドは、OpenJDK との完全な互換性を備え、完全準拠したビルドであり、Azul Systems によって広範にテストおよび認定されています。Oracle の Java SE 製品と同様に、Azul による OpenJDK のビルドではセキュリティ更新プログラムとバグ修正が四半期ごとに提供され、Azure 向けの Azul のオファリングの一部としても統合されています。さらに、Azul ではアウトオブバンドのセキュリティおよび安定性更新プログラムとバグ修正を Azure ユーザーが利用できるようになっており、Java アプリケーションに対する運用環境の迅速な回復が保証されています。その後、Azul はすべての修正プログラムを OpenJDK コミュニティに供与します。

次のチャートは、Java 開発者向けの Microsoft Azure での Zulu Enterprise に関するサポートの発表をまとめたものです。

Java 開発者向けの Microsoft Azure での Zulu Enterprise のサポートの発表をまとめたチャート。

Java 開発者は、OpenJDK の Azul Zulu Enterprise ビルドを Azure および Azure Stack に無料でデプロイできます。

利用可能性

Azure 上の Java 開発者は、OpenJDK のこれらの運用対応の Zulu Enterprise ビルドを、複数の場所から、さまざまなパッケージの種類で、今すぐ使用できます。

  • Azure または Azure Stack 内の Windows または Linux の仮想マシンで、OpenJDK の Zulu Enterprise ビルドを実行できます。Windows、Linux、MacOS 上での Java 開発用にダウンロードすることもできます。
    • ダウンロード用の ZIP、MSI、DMG、tar バンドルは、Azul Systems の Web サイトで入手できます。
    • Azure 向けに Azul でホストされている APT および YUM リポジトリ内の Zulu パッケージを使用できます。
      • https://repos.azul.com/azure-only/zulu/apt
      • https://repos.azul.com/azure-only/zulu/yum/
  • 任意のディストリビューションに含まれる OpenJDK の Zulu Enterprise ビルドを使用して、無制限に Docker イメージをビルドできます。Zulu Docker イメージは Microsoft Container Registry にあります。

以下に例を示します。

$ docker pull mcr.microsoft.com/java/jdk:8u181-zulu-ubuntu

関連する Zulu Docker ファイルは、Microsoft GitHub リポジトリで入手できます。

  • Azure Marketplace のイメージから始めている場合は、Zulu Enterprise イメージをご覧ください。
  • Java のマイナー リリースとセキュリティ修正プログラムおよびバグ修正の自動パッチ適用が組み込まれた、OpenJDK の Zulu Enterprise ビルドを使用して構築されている、App Service、Functions、Service Fabric、HDInsight などの Azure プラットフォーム サービスを使用して、アプリのデプロイを拡張できます。

サポート

Azure 上で完全にサポートされている Java とはどのような意味ですか?Azure での Java の使用開始 (JDK および JRE の問題を含みます) および Azure と Azure Stack にビジネス上重要な Java ワークロードをデプロイする全過程において、Azure サポートに支援を依頼できます。サポートには、オンプレミスのワークロードを Azure に移行する作業についての支援も含まれます。

Java 開発者は、Oracle JDK や Red Hat JDK などの独自の Java ランタイムを Azure に取り込んで、セキュリティ保護されたインフラストラクチャと機能豊富なサービスを利用できます。Java 開発者は、引き続き、Oracle Java SE の運用エディションを利用して、Azure 上の Windows または Linux 仮想マシンで Java ワークロードを実行できます。

Azure 上の Java に関するページですぐにお試しください。 

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