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産業用 IoT デバイスの接続を簡素化することは、Microsoft の多くの従業員にとって最重要課題でした。最近 Microsoft は、Microsoft のパートナー エコシステムの主要企業とのコラボレーションの一環として、産業用機器の最大 80% に対して、Operational Technology (OT) からクラウドへの高速接続をサポートする機能を劇的に拡張しました。これは大きなニュースです。そして、多くの企業が接続性の実現に苦労している中で、IoT ソリューションの開発や販売に携わるすべての人が知っておくべきことです。簡単に言えば、既存の産業用資産をクラウドに接続することが格段に容易になり、IoT プロジェクトを劇的に加速させながら、数千ドルの人件費を節約することができます。

Microsoft パートナーとのコラボレーションと最新の Azure IoT テクノロジの結果、Microsoft は、産業分野で使用される何万もの一般的な産業用 IoT デバイス プロファイルへの迅速な接続性を提供することができています。あらゆる種類のセンサー、デバイス、機械に接続性が提供され、現代社会の多くの分野や業界にわたって、あらゆるユーザーに産業レベルの機械としての IoT 導入の機会が広がっています。

接続された資産の利点

IoT に取り組んだことのある人なら誰でも知っているように、デバイスやセンサーを接続することは、IoT の価値を実現するためのスタートに過ぎません。時間がかかり、複雑になりがちな最初の一歩ですが、それだけに大きな見返りがあります。接続された資産に対するデジタル トランスフォーメーションのメリットはあらゆる分野で見られますが、特に製造業がその先頭に立っています。 これらの企業では、IoT ソリューションによって、予測メンテナンスや位置情報の監視により、ダウンタイムを 20 ~ 25% 削減することができ、年間数百万ドルの節約になります。これは、IoT のビッグ データや AI を活用して、運用効率を高め、ビジネスの分析情報を入手し、新たな収益源を生み出す可能性があることを意味します。

IoT プラグ アンド プレイで簡単に接続

IoT プラグ アンド プレイの導入により、Azure IoT にデバイスを接続する作業が非常に簡単になりました。これは、お客様、パートナー、デバイス ビルダーの IoT を簡素化し、民主化するものだからです。このテクノロジにより、IT 担当者は最小限の構成でスマート デバイスを自社のソリューションに統合することができます。IoT プラグ アンド プレイの中核ではデバイス モデルが使用されており、デジタル ツイン定義言語 (DTDL) を使用してデバイスの機能を記述することができます。IoT プラグ アンド プレイに対応したデバイスは、電源を入れるとすぐにクラウド上の IoT アプリケーションの一部として機能します。お客様やパートナーは、IoT Central のカスタマイズ可能なダッシュボードやアプリケーション テンプレートを利用して、プロジェクトをさらに加速することができます。

数千台のデバイスが IoT プラグ アンド プレイに対応

新しい IoT ソリューションやアプリケーション向けに、Microsoft の Azure Device Catalog は現在、数百の IoT プラグ アンド プレイ対応の認定デバイスを提供しています。これらのデバイスは、Azure IoT、Azure IoT Hub、Azure IoT Central などの Azure IoT サービスに簡単に接続することができます。
世界の産業用 IoT プロジェクトの大部分は、既に使用されている無数の IoT 対応センサーやデバイスがある既存の資産や環境を対象としています。このため、Microsoft はこれらのシナリオに対応できるよう、IoT プラグ アンド プレイ テクノロジの使用をさらに拡大していきます。そして、IoT プラグ アンド プレイ テクノロジをさらに何万台もの産業用デバイスに導入するためにご協力いただいているパートナーの皆様について、紹介させていただきます。

ここでは、次の主要なパートナー 2 社についてご紹介します。

CloudRail とそのフル マネージド ソリューションは、産業環境からデータを取得し、ローカルでその前処理を行い、それを Azure IoT に送信しています。CloudRail は OPC-UA などの業界標準を使用して最新のデバイスを接続し、古いマシンには二次センサーを後付けしています。12,000 以上のセンサーの Azure プラグ アンド プレイに対応した定義から構成されるデータベースと、自動化されたデータ正規化およびデバイス プロビジョニングを組み合わせることで、マシンをクラウドに接続するためのセットアップ時間を、数週間からわずか数時間に短縮しています。同社のクラウドベースのデバイス管理ソリューションである「CloudRail DMC」を使用することで、お客様は 1 台の接続されたマシンでも、数千台の接続されたマシンでも、安全に運用および管理することができます。

Omnio は、Omnio Edge というソリューションを提供しています。これは、IoT プラグ アンド プレイのパターンに沿って、60,000 以上のデバイス構成を可能にするソフトウェア構成のコネクタを提供しています。同社のソリューションは、産業用のレガシ資産をクラウドベースのアプリケーションに接続するためのシームレスなエクスペリエンスを提供しており、セマンティックに一貫したデータ ラベル、同じ単位、同じスケーリング、同期されたタイム スタンプを提供しています。

Azure IoT プラグ アンド プレイとパートナー企業の力を結集することで、エッジにおける Azure IoT 製品は、より包括的かつ効果的なものとなります。そして、ほぼすべての種類の産業用機器を接続しながら、さまざまなデバイスの機能をフルに活用することが可能になります。これらのコラボレーションの下、Microsoft は、機能と簡潔さのバランスが最適化された方法で、お客様とパートナーがインテリジェントなクラウド ワークロードをエッジでデプロイできるように取り組んでいます。

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