Azure IoT リモート監視によりオペレーターの能力を限界まで向上

2018年12月4日 に投稿済み

Principal Program Manager, Azure IoT

5 月には、Azure IoT リモート監視ソリューション アクセラレータの主要な更新を発表しました。これには、ルールの構成によるオペレーター シナリオの拡張、より簡単になったデバイス接続、そして Power BIAzure Data Lake などのツールを使用した豊富な統合オプションといった主要機能が含まれていました。過去数か月にわたり、当社では Time Series Insights の統合による根本原因解析や、AAD を介したロールベースのアクセス制御といった機能を追加し、シナリオの向上を続けてきました。

本日は、企業がそのシナリオをより短時間で実現できるよう後押しする、新たな機能を発表いたします。

Azure IoT リモート監視からの Azure IoT Edge コンポーネントの管理とデプロイ

リアルタイムのデータ分析と分析情報は、IoT ソリューションにおけるビジネスの価値を向上させますが、すべてのお客様のシナリオでクラウド処理を利用できるわけではありません。Azure IoT Edge は、IoT デバイス上でローカルにクラウド インテリジェンスを提供することにより、このような問題を解決します。Azure IoT Edge は、Azure IoT リモート監視ソリューション アクセラレータとシームレスに統合されました。お客様は、この機能を利用し、データをローカルで処理することで帯域幅コストを削減し、エッジで AI を使用することでほぼリアルタイムの処理が可能になります。オペレーターにとっては、Azure IoT リモート監視のユーザー インターフェイスにより、お客様がエッジ デバイスの追加エッジ マニフェストの作成とデプロイを行えるようになります。

Contoso が Azure IoT Edge を使用して、石油ポンプ ジャックをリモートで監視しているとします。Contoso は、利用統計情報をエッジで処理し、集約されたデータセットをクラウドの Azure IoT リモート監視ソリューション アクセラレータに送信できます。Azure IoT Edge の異常検出を使用すれば、Contoso のオペレーターはクラウド処理に頼ることなく、異常なテレメトリに素早く対処できます。このシナリオの詳細は、チュートリアル「リモート監視ソリューション アクセラレータを使用してエッジで異常を検出する」を参照してください。

オペレーターの能力をさらに高めるための自動デバイス管理

多数のデバイスの管理には、コストと時間がかかることがあります。最新のファームウェアによるアセットの更新や、大規模なセキュリティ パッチの実装といったタスクは往々にして複雑で、お客様の施設におけるダウンタイムの計画を含む、入念な計画が必要となります。Azure IoT 自動デバイス管理を使用すれば、オペレーターが対象となるデバイスを設定し、適用する変更を定義して、デバイスが使用可能になった際に変更を適用できるため、このプロセスが容易になります。また、レポートと競合の解決も自動で処理するため、人的エラーの発生確率を大幅に下げます。

自動デバイス管理を Azure IoT リモート監視に統合することで、Contoso のオペレーターは、自動デバイス構成を作成、デプロイ、管理して、デバイスのプロパティのセットをいつも正しく保てます。この機能の使用方法を詳しく説明している例は、MX チップのファームウェア更新プログラムの実装に関するチュートリアルをご覧ください。

さらに優れた価値を生み出すためのアクションの実行

IoT オペレーターは、デバイスのテレメトリ分析を利用して自身のプロジェクトの状態を把握します。分析情報を得ることに加え、アラートがトリガーされた後に自動アクションを実行し、アラートの発生時に即時に修復できるようにすることも重要です。

Azure IoT リモート監視ソリューション アクセラレータでは、アラームの発生時にトリガーされるアクションをルールに追加する機能がサポートされるようになりました。たとえば、メール送信アクションをルールに追加すれば、アラートを見逃すことがなくなります。アクションは、ソリューションに定義されている既存のルールに追加することも、新規ルールの作成時に追加することもできます。Azure IoT リモート監視内でデバイスのアラートに対応するこの機能は、開発者が利用できる豊富な拡張点を持つ Azure Logic Apps の統合によって実現しました。これにより、テキスト メッセージの送信や、Dynamics 365 などのサービスに対するビジネス プロセスのトリガー、Web サービス API エンドポイントの呼び出しといった、その他のシナリオのカスタマイズも可能になります。Azure IoT リモート監視でのアクションのカスタマイズ方法の詳細をご覧ください。

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