Azure IoT Hub の一般提供を開始

2016年2月8日 に投稿済み

Sr. Program Manager, Azure IoT

この記事は、Nicole Berdy (Program Manager II、Azure IoT) と共同で執筆しました。

モノのインターネット (IoT) により、運用を改善し、企業活動の効率性を向上させ、新しい収入源を開拓する新たな機会が企業に提供されます。 Microsoft では、IoT はお客様のモノ、つまりお客様のビジネスにとって最も重要なモノから始められると考えています。お客様が IoT を最大限にできるようにするため、マイクロソフトは Azure IoT Suite および Azure IoT Hub のパブリック プレビューを昨年秋にリリースしました。

Azure IoT Hub は、2 月 4 日に一般提供が開始されました。このサービスはデバイスの接続、プロビジョニング、更新、およびデバイスへのコマンド送信を安全に行うためのもので、さまざまなオペレーティング システムやプロトコルを使用して実行されている膨大な数の IoT 資産を制御し、企業の IoT プロジェクトを活性化することができます。

パブリック プレビュー版の IoT Hub は充実した機能セットを備えていましたが、今回の一般提供版ではさらに下記の新機能が追加されています。

  • デバイス ID の一括インポート/エクスポート: デバイス ID を IoT Hub のデバイス レジストリに一括インポートしたり、フェールオーバーのためにデバイス リストをエクスポートして他の IoT Hub にインポートしたりすることができます。
  • 運用状況の監視: ユーザーは、デバイス ID の運用状況、デバイスのテレメトリ、cloud-to-device コマンド、接続の 4 つのカテゴリについて、IoT Hub の運用状況をリアルタイムで監視できます。
  • 診断メトリック: この機能は Azure 全体のメトリック プッシュ機能の一部で、お客様のサブスクリプションに含まれる Azure リソースの状態に関するデータが把握しやすくなります。各メトリックは、IoT Hub およびそれに接続されているデバイス全体の正常性の評価に役立ちます。
  • MQTT をネイティブにサポート: Azure IoT SDK (または OSS ライブラリ) から IoT Hub への接続に MQTT 3.1.1 プロトコルを使用できるようになりました。この際、プロトコル ゲートウェイは不要です。なお、カスタム プロトコルをサポートする場合はプロトコル ゲートウェイを使用することもできます。
  • WebSockets での AMQP の使用: 従来はファイアウォールの要件に AMQP のブロックが含まれていましたが、新たに AMQP プロトコルに対応します。
  • 新たに 3 つのリージョンで使用可能に: IoT Hub は 3 つのリージョン (東アジア、米国東部、北ヨーロッパ) でサービスが開始されましたが、新たに東南アジア、西ヨーロッパ、米国西部でも提供が開始されます。

上記の機能の他に、パブリック プレビューの機能セットも引き続き使用できます。

  • デバイスごとの認証およびセキュリティで保護された接続: 各デバイスで独自のセキュリティ キーを使用して IoT Hub に接続できます。アプリケーション バックエンドが各デバイスを個々にホワイトリストおよびブラックリストに追加できるため、デバイスのアクセス許可を完全に制御することができます。
  • 多様なデバイス ライブラリ: Azure IoT device SDK では、C/C#、Java、JavaScript などのさまざまな言語やプラットフォームがサポートされています。
  • IoT プロトコルと拡張性: IoT Hub では、HTTP 1.1 および AMQP 1.0 プロトコルでのデバイスへの接続がネイティブにサポートされています。
  • スケール:IoT Hub では、数百万台のデバイスへの同時接続や、毎秒数百万件のイベントにスケーリングできます。

IoT Hub 開発者ガイドまたは Azure.com のドキュメントで、IoT Hub の技術的な機能についての詳細をご確認ください。プロジェクトについての正しい選択ができるように、「IoT のテクノロジとプロトコル」でお客様の IoT の知識ベースを構築してください。また、Azure portal から Azure IoT Hub を使用し、お客様独自の IoT ソリューションを開始しましょう。