Azure Cosmos DB の推奨事項で正確に把握する

2019年9月30日 に投稿済み

Program Manager, Azure Cosmos DB

テクノロジの世界は目まぐるしく変化しています。Azure Cosmos DB などのクラウド サービスは、新機能や改善を適用するために頻繁に更新されています。パフォーマンスやセキュリティに関する最新の更新プログラムに対応し、それらをお使いのアプリケーションに適用できるかどうかを評価することは重要ですが、それには課題も伴います。これをスムーズに進めるため、Microsoft はすべての Azure Cosmos DB のユーザー向けに、自動生成され、カスタマイズされた推奨事項を導入しました。Azure Cosmos DB アカウントを参照するときに、パーソナライズされた非常に幅広い推奨事項が Azure Portal に表示されるようになりました。

Microsoft が現在提供している推奨事項には、次のようなトピックが含まれます。

  • SDK のアップグレード: 古いバージョンの SDK が使用されていることが検出されると、最新のバグ修正やパフォーマンス改善のメリットを利用するために、新しいバージョンにアップグレードすることをおすすめします。
  • 固定コレクションからパーティション分割コレクションへの移行: Azure Cosmos DB の大規模なスケーラビリティを最大限に活用するため、ストレージ クォータの上限に近づいている、固定サイズのレガシ コンテナーをご利用のユーザーには、これらのコンテナーをパーティション分割されたコンテナーに移行することをおすすめします。
  • クエリ ページ サイズ: 特定の値を定義しているユーザーには、代わりに -1 のクエリ ページ サイズを使用することをおすすめします。
  • 複合インデックス: 複合インデックスを使用すると、一部のクエリのパフォーマンスおよび RU 消費を劇的に改善することができるため、複合インデックスによってメリットがあることがテレメトリで検出された場合は、常に複合インデックスを使用することをおすすめします。
  • SDK の不適切な使用: クライアント インスタンスが、アプリケーション全体のシングルトンとして使用されるのではなく、各要求に対して作成される場合など、SDK が不適切に使用されている場合にはそれが検出され、該当する推奨事項が表示されます。
  • Lazy モードでのインデックス作成: Azure Cosmos DB の Lazy インデックス作成モードの用途はかなり限定的なものであり、状況によってはクエリ結果の鮮度に影響を与える可能性があります。Lazy インデックス作成モードではなく、(既定の) 整合性のあるインデックス作成モードを使用することをおすすめします。
  • 一時的なエラー: まれに、データベースまたはコレクションの作成時に一時的なエラーが発生することがあります。SDK は通常、一時的なエラーが発生するたびに操作を再試行しますが、それ以外の場合は、該当する操作を再試行してもよいことをユーザーに通知します。

各推奨事項には、Microsoft のドキュメントの関連セクションに直接アクセスできるリンクが含まれているため、アクションを簡単に実行できます。

Azure Cosmos DB の推奨事項を表示する 3 つの方法

1.    Azure Cosmos DB ブレードの上部に表示される次のようなメッセージをクリックします。

新しい通知があることを示している Azure Cosmos DB のポップアップ メッセージ。
2.    Cosmos DB アカウントの新しい [通知] セクションに直接移動します。

受信した Cosmos DB の推奨事項をすべて表示する [通知] セクション。
4.    または、Azure Advisor で検索することもできます。こうすることで、定期的に Azure Portal にアクセスしないユーザーでも、推奨事項を簡単に受け取ることができます。

今後数週間から数か月間にわたって、パーティション分割、インデックス作成、ネットワーク セキュリティなどのトピックが含まれるように、これらの通知の範囲を拡大していきます。また、Azure Cosmos DB を最大限に活用できるように、一般的なベスト プラクティスをご提供する予定です。

推奨事項について、ご意見やご提案がある場合は、メールでご連絡いただくか、Azure Portal の右上隅にあるスマイルを使用してフィードバックをお寄せください。