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IoT ソリューションを使用して、より安全で回復性の高い職場を構築

2020年7月21日 に投稿済み

IoT Sales Director, WW IoT Specialist Team

私たちはグローバルなコミュニティとして、より良い変化をもたらすために行動したり、少しずつステップを進めたりするための機会を探しています。世界の多くの地域では、依然として第一段階で対応しているところが多く、緊急性のある目の前の危機に今も取り組んでいます。一方で、復旧に着手し始めたその他の地域では、経済を再開し、安定性を高め、そして最も重要なことである、私たちの社会を 1 つにまとめる方法を探しています。このような目標がある中で、人と人とが安全につながるためにはどうすればよいか、つまり、友達と食事をしたり、大切な人に会いに旅行に行ったりする、またコミュニティとして機能するためにはどうすればよいか、ということも問われています。

これは多くの組織が頭を悩ませていることであり、今週 Microsoft が開始した仮想 Inspire カンファレンスでは、人々が安全に職場に復帰できるようにするにはどうすればよいか、そして、モノのインターネット (IoT) は、対応、復旧、再構築の各フェーズをサポートする役割をどのように果たすことができるか、ということがテーマになっていました。

オフィスでマスクをしている二人。

ビジネスの回復力を実現するデジタル機能

COVID-19 の感染爆発は、人々がいかに世界で相互につながっているか、そして人間の精神がいかに回復力のあるものであるかを思い起こさせてくれました。それと同時に、テクノロジを利用してつながりを維持している企業は、その他の企業よりも回復力が高いことも明らかになりました。

IoT の世界の私たちには、アナログとデジタルのフィードを変換し、データを理論的に考え、即座に対応する能力があります。対応は重要です。ますます接続されるようになっている今日の世界では、テクノロジをビジネスの中心に据えて市場の需要やニーズに対応する組織や業界が見られます。しかし、それ以上に重要なのは、Microsoft のプラットフォーム上に構築されたテクノロジを使用して、独自のデジタル機能を開発しているお客様がいるということです。

これらの組織が独自のデジタル機能を構築している様子を見ると、特に最近は、この世界的な感染爆発からの脱却に重点が置かれていますが、周囲の変化に迅速に適応できる組織こそが、回復力のある組織であると言えます。Microsoft では、信頼、責任、包括性の原則に基づいたエッジとクラウドの方法論を構築しました。また組織の回復性は、お客様のニーズに合わせてカスタマイズされたオンデマンドのツールを提供する、クラウド対応のテクノロジに基づいて確立されます。それにより、生産性を向上させたり、コストを削減したりすることが可能になります。

より安全な職場につながるイノベーション

Microsoft のパートナーやお客様の革新的な取り組みを目の当たりにし、そして彼らがデジタル機能に投資し、世界的な課題に取り組んでいるかを見ることができ、とても嬉しく思っています。そして、このようなテクノロジの活用は、新しい日常にスピード感を持って適応することを余儀なくされた、多くのお客様の助けになってきました。これまで何年も時間をかけていたであろうことが、ほんの数週間で起こってしまったのです。

復旧の段階に入る中、Microsoft の多くのパートナーが、より安全な職場を IoT ソリューションを使用してどのように実現するかという問題を解決しています。Microsoft のプラットフォーム プロバイダーとしての役割は、Microsoft パートナーのエコシステムにプラットフォームを提供し、その上にお客様の進化するニーズを満たすためのソリューションを構築できるようにすることです。

従業員の健康チェック

この世界的な感染爆発の中で再検討されるようになった最初の分野の一つは、職場を避ける前に、自分がどの程度体調が悪いか、ということです。また、高い生産性で、効率的に、つながりを維持して仕事をするためにオフィスにいる必要はないということが、ここ数か月の間に何度も何度も示されてきました。

しかし、オフィスや工場などの環境では少しずつ仕事に復帰していく人もおり、私たちは皆、周りの人がどう感じているかについて敏感になっています。IoT パートナーが、ビジネス オフィスを含む公共スペースの公衆衛生を監視するためのソリューションを Microsoft プラットフォーム上で構築しています。これらの IoT ソリューションは、体温監視のための赤外線カメラ、ソーシャル ディスタンスを保つためのスマート センサー、推奨される衛生状態を促すための手指消毒器などの接続されたデバイスを使用します。そして、インテリジェント エッジで収集されたデータを貴重な分析情報に変え、それにより人々の環境との関わり方を管理できるようにしています。

従業員の福祉、近接性、接触

仕事への復帰に伴い、職場環境の構造が変わることが予想されます。オフィスのレイアウトや休憩室から、通常のビジネスの握手まで、ある程度のレベルのソーシャル ディスタンスを保つことが日常的に行われるでしょう。

Microsoft のパートナーは、プロアクティブな監視とリアルタイムのアラートを使用して従業員同士の距離を追跡し、安全で健康的な労働環境を確実に推進するための IoT ソリューションを開発しました。Microsoft のパートナーは、1 日の接触ポイントを減らすことで、ウイルスにさらされる可能性を最小限に抑えることができるような非接触型 UI システムを構築しました。

職場の衛生管理

接触ポイントが減り、従業員どうしの距離が離れたとしても、職場の衛生管理はこれまで以上に重要になってくるでしょう。BrainLit の BioCentric Lighting™ (BCL) システムは動的かつ自己学習型の IoT ベースのシステムで、無人の空間を紫外線で消毒します。これにより、ビジネスの運用を中断することなく、健康と福祉を促進し、ウイルスを退治することができます。このソリューションでは Azure Sphere が活用されており、BrainLit デバイスをクラウドに直接接続することで、Azure ベースの完全なセキュリティと、最新の OS およびアプリの更新を実現します。これにより、最新の科学的根拠に基づいた照明と消毒システムを実現することができます。

衛生管理が行き届いた職場が重要であると同様に、私たちが仕事に復帰する際には、個人用保護具 (PPE) の使用も重要になるでしょう。パートナー各社は、Azure インテリジェント エッジを使用して、フェイスマスク ポリシーの遵守状況の可視性を高めることで、安全違反や懸念事項に迅速に対処したり、安全な作業環境を維持したりできるようになるソリューションを構築しました。

デジタル機能におけるセキュリティの役割

上記のようなソリューションを使用することで、私たちはより多くのデータを取得して価値ある分析情報を生み出し、従業員のための安全で健康的な職場づくりを促進することができます。しかし、この会話での重要な部分は、これらすべてのソリューションをセキュリティの基礎の上に構築することの重要性です。特に、ますます接続が進み、どこにいても仕事ができる可能性を私たちが実感している中で、サイバーセキュリティの観点からも企業や従業員を守ることがこれまで以上に重要になってきています。

民主化されたデータからデジタル化されたプロセスまで、企業は異種の技術やさまざまな方向からの攻撃を管理するために必要なセキュリティ対策と手順を確実に実施しなければなりません。さらに、攻撃者たちはますます創造的な方法でセキュリティの弱点を特定して IoT デプロイに侵入しようとしているため、お使いの IoT プラットフォームのあらゆる部分にセキュリティを組み込むことで、お客様の個人データ、ビジネス資産、ブランドの評判が傷つけられるリスクを最小限に抑えることができます。

企業がデジタル機能を構築する際には、熟慮を重ねた上で、セキュリティを設計段階から実装する必要があります。お使いのクラウド サービスやデバイスを含むお客様のソリューションのデプロイの各段階で保護が組み込まれ、そしてセキュリティ上の弱点が存在する場所を最小限に抑える必要があります。また、何十年にもわたる経験の中で培われたテクノロジを使用し、セキュリティ運用を最新化する AI ドリブンのセキュリティのシグナルを使用して、脅威の検知と対応をよりスマートかつ迅速に行えるようにする必要があります。

同様に重要なのは、人々のプライバシーを保護することです。特に企業は世界的な感染拡大と戦うために、把握、追跡、検査に使用するデジタル技術に力を入れているからです。Microsoft は、より安全な職場づくりのために責任を持ってデータを使用するためには、プライバシーと倫理的な懸念を考慮しなければならないと考えています。Microsoft は 7 つのプライバシー原則を掲げています。そしてこれを、適切なデータ保護の提供から、不要になったらすぐにデータを削除することまで、人々が自分のデータを確実に管理し、そしてそれがどのように収集され、使用されるかを理解するために、すべての人が使用することを検討すべきだと考えています。

より安全な職場の構築に関する詳細情報

このようにますます接続される世界で、価値ある分析情報を生み出すのに役立つさまざまな IoT ソリューションやデバイスが存在しているのを目の当たりにすると、とてもワクワクしてきます。しかし、同じようなソリューションでも、旧式であること、柔軟性のなさ、人の介入による対応の必要性などの理由から、必要なデジタル機能が必ずしも備わっているとは限りません。その結果、私たちは提示された真の分析情報に基づいて行動することができなくなります。

今、これまで以上に失敗は許されません。しかし、それ以上に重要なのは、行動しないわけにはいかないということです。私たちが個人、リーダー、社会、組織、国として今下す決断は、即時的にもそして長期的にも影響を与えます。そして、私たちが決断を下さない場合も同様です。

企業が再開を目指す中で、テクノロジと人をどのように結びつけるかは、より安全で、より回復力のある職場を作る上で重要な役割を果たすことになるでしょう。そして、企業がデジタル機能を強化することで、より迅速に行動し、情報に基づいた意思決定ができるようになると、将来の変化や不確実性の中をうまく渡り歩くことができるようになります。

iotcovidsupport@microsoft.com に問い合わせて、Azure 上に構築された IoT ソリューションを使用すると、職場への復帰をどのように安全に進めることができるかを相談してください。

 

Microsoft は、接触の追跡、曝露の通知、症例の管理に関連する技術を作成しておらず、また、接触の追跡、曝露の通知、症例の管理に関する技術の精査または推奨を示唆したり、明示的に表明したりするものではありません。