Weather Services、Power BI 統合、Azure Government クラウドのプレビューを開始
公開日: 11月 04, 2019
Weather Services (Accuweather とのパートナーシップ)、Power BI への Azure Maps の統合、政府機関のお客様向けの Government Cloud でのAzure Maps の提供のプレビューが開始されました。
Weather Services
気象データをアプリケーションにシームレスに統合し、Azure Maps API (プレビュー) の一部として Weather Services を使用して気象ベースの意思決定を可能にします。モバイル資産の安全性の確保、建設などの降水量に依存する業務の最適化、保険業界でのリスクの予測と請求の評価、ある季節限定の小売の売上の最大化など、気象は非常に多くの企業にとって重要な要素であるため、これらのビジネスで収益性を維持し、常に競合他社よりも優位に立つことができるようにするには、ビジネスへの気象関連の影響に備えてタイムリーかつ正確に計画できることが不可欠となります。
Power BI への Azure Maps の統合
Power BI への Azure Maps の統合 (プレビュー) により、開発者以外のユーザーが Power BI を介して Azure Maps を操作できるようになります。Azure Maps は、Web アプリケーションやモバイル アプリケーションに地理的コンテキストを提供するために使用できる最新のマッピング データを備えた強力な地理空間機能を、あらゆる業界の開発者に提供します。Azure Maps は Azure One API に準拠した一連の REST API であり、複数のプラットフォーム間での開発を簡単かつ柔軟にし、移植可能にする Web SDK と Android SDK が付属しています。API であるため、Azure Maps の主な対象ユーザーは常に開発者でした。Power BI への Azure Maps の統合により、開発者以外のユーザーが Power BI を介して Azure Maps を操作できるようになりました。
Azure Government クラウド
Azure Government クラウドは、Azure Maps にとって大きなチャンスとなります。現在、Azure Governnment Cloud での Azure Maps のニーズが非常に高まっています。オンボードするプロセスは非常に困難であり、特定のコンプライアンスを必要とし、Azure を通じて利用できるマップ プロバイダーがほかにはないため、Azure Government クラウドは Azure Maps の差別化要因となります。