仮想マシン (VM) レベルのディスク バーストがより多くの種類の VM で利用可能に
公開日: 7月 06, 2021
仮想マシン レベルのディスク バーストは、Dsv4、Dasv4、Ddsv4、Esv4、Easv4、Edsv4、Fsv2、B シリーズ VM ファミリで有効になり、仮想マシンでディスク IO と MiB/秒スループットのパフォーマンスを毎日短時間、バーストできるようになりました。これにより、お客様の VM で、予期しないスパイクのあるディスク トラフィックをスムーズに処理し、バッチ化されたジョブを高速に処理できます。この新機能や VM 料金の調整に関連する追加費用はかかりません。既定で有効になります。
バーストが役に立つシナリオの例を次に示します。
- 起動時間の短縮 - お客様の仮想マシンとディスクの両方がバーストできるようになり、開始時にバースト クレジットが十分に備わっているため、お客様のインスタンスを以前よりもはるかに高速で起動できるようになります。
- バッチ ジョブの処理 - 一部のアプリケーションのワークロードは周期的で、ほとんどの期間はベースラインのパフォーマンスが必要とされ、短期間だけより高いパフォーマンスが必要です。たとえば、会計プログラムで、毎日のトランザクション処理のディスク トラフィックは僅かでも、月末のレポートの照合に多くのディスク トラフィックが必要になることがあります。
- 急激なトラフィック増加への準備 - Web サーバーとそのアプリケーションでは、予期しない状況から大量のトラフィックを受け取ることがあります。Web サーバーを支える仮想マシンとディスクのバーストにより、Web サーバーはトラフィック スパイクを円滑に処理でき、高負荷下で読み込み時間を短縮して、顧客のエクスペリエンスを向上させることができます。