Azure Automation:Azure モジュールの更新用 Runbook がオープン ソース化されました
公開日: 2月 07, 2019
Azure モジュールの更新用 Runbook が GitHub でオープン ソース化されました。
この Runbook をオープンソース化した理由
Azure Automation では、Automation アカウントにインポートされている Azure PowerShell モジュールを、PowerShell ギャラリーで入手できる最新バージョンのモジュールで更新できます。この機能は、現在、Automation アカウントの [モジュール] ページにある [Azure モジュールの更新] アクションとして公開されていますが、非表示の Runbook によってサービスに実装されます。Runbook のコードが非表示になっていて編集できないため、お客様はモジュール更新プロセスの診断、トラブルシューティング、および調整を行う機会が制限されています。
この Runbook をオープンソース化する (400 行の PowerShell スクリプト) ことで、この問題が解決され、その他のベネフィットももたらされます。新しい Automation のお客様は以下が可能になります。
- モジュール更新プロセスの把握、トラブルシューティング、およびカスタマイズを行う。
- 他の Runbook と同様に、Runbook を開始したり、スケジュール設定したりする。API の直接呼び出しも、Update-AzureModule.ps1 のようなヘルパー スクリプトの使用も不要になる。
- より迅速に修正プログラムを適用する。Automation によってサービスがデプロイされるのを待機する必要がなく、最新の Runbook バージョンを取得してインポートするだけでよい。
- 独自のソリューションでモジュールの更新コードを再利用する。
- オープンソース プロジェクトに貢献する。
Automation アカウントの Azure モジュールを更新する際は、オープンソース バージョンの Runbook を使用するように切り替えることをお勧めします。 詳細情報