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Azure Backup での仮想マシンの論理的な削除

公開日: 8月 29, 2019

マルウェア、ランサムウェア、侵入などのセキュリティ問題への懸念が高まっています。これらのセキュリティ問題は、金銭とデータの両方の観点からコストがかかる可能性があります。そのため、巧妙な攻撃から運用データとバックアップ データを保護し、データの回復性を確保するために強力なセキュリティ戦略を整えておくことが極めて重要です。大切なのは、データだけでなく、バックアップを保護することです。

Azure Backup のセキュリティ機能は、予防、警告、復旧という 3 つの原則に沿って構築されており、この機能を利用する組織の皆様が攻撃への予防策を強化したり、堅牢なバックアップ ソリューションを配備したりできるようになっています。多要素認証から重要な操作に関するメール アラートの送信まで、バックアップの誤削除や悪意のある削除から IaaS 仮想マシンのクラウド バックアップを保護するための論理的な削除機能が提供されるようになりました。

主な機能

  • データの保持期間が 14 日間延長されました。論理的な削除では、ユーザーが VM のバックアップ (すべての回復ポイント) を削除しても、バックアップ データはさらに 14 日間保持され、データの損失なく回復できます。
  • 追加費用なしで、ネイティブの組み込み保護機能を利用できます。論理的な削除によるバックアップ データの保護が追加費用なしで提供されます。このセキュリティ機能は、すべての Recovery Services コンテナーにネイティブに組み込まれています。
  • '論理的に削除された' データを直感的に回復できます。‘削除の取り消し’ 操作を使用して、論理的に削除されたバックアップ項目を回復した後、削除する前に存在していたいずれかの回復ポイントの状態に復元します。

バックアップ アイテムのさまざまな手順や状態については、以下で説明しています。

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論理的な削除機能は近日中に他のクラウド ワークロードでも公開されます。

論理的な削除の詳細を確認し、Azure Backup ドキュメントをお読みください。

さらにサポートが必要な場合は、Azure Backup フォーラムまでお問い合わせください。

Azure Backup を向上させる方法についてご意見をお聞かせください。また、最新情報は Twitter @AzureBackup でご確認ください。

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